今年のライアン・ウォーカー枠
こんにちは、SFファンのあかです。突然ですがサンフランシスコジャイアンツ(以下SF)に所属するライアン・ウォーカーという選手をご存知でしょうか??
SFファン以外で知ってる人はなかなかいないんじゃないでしょうか?知ってる人も去年から知ってましたか?SFファン以外では流石にいないと思いますが…
なので2024年のライアン・ウォーカー枠を3人ほど紹介したいと思います。
そもそもライアン・ウォーカー枠とは何ぞ?
ライアン・ウォーカーはSFに所属する右投げの変則リリーフ投手です。少しクローズドなセットポジションからサイド気味に投げるスライダーとシンカーで抑えるくらいでいいんじゃないでしょうか。
なんと実は彼、大学4年生時に2018年ドラフトで31巡目916位で指名されています。
そして今年リリーフながらあの打高すぎるPCLで防御率0.86,WHIP0.84という圧倒的な成績を残し5/21ついにMLBデビュー、デビュー後は9月酷使の影響で少し落ちたのですが8月までは1年目のリリーフとはおもえないような馬車馬のような働きでチームを支えてくれました!!
というのが彼の説明です、ここでライアン・ウォーカー枠を定義します。
・プロスペクトランキングに載ったことがない
・リリーフ投手
・ドラフトはなるべく低め(or安いInFA)
・MLBファンはおろか、SFファンでも知名度がない選手
・STに招待されていない
・AA以上
(・遅咲き)
と定義します。
という条件の2024年のライアン・ウォーカー枠を見つけてすごいやんって言われたいだけのnoteになります。
あと題材的に情報がなさすぎて自分がかすかに見た選手も混じってますのでご容赦を…
2024年ライアン・ウォーカー枠
タイラー・マイリック
2021年ドラフトで14巡目416位で指名されると早速2022年シーズンリリーフとして38試合登板、そのままAFLに出場すると10試合で防御率1.50,WHIP0.83と圧倒します。去年はA+で26試合で防御率1.04、そのままAAに昇格しそこでも20試合で防御率1.44とこの階層ではやることないような状態です。
彼の特徴は最速98マイルのフォーシームとシンカー、90マイル程度のカッターでしょうか。フォーシームは高めに集め、カッターは鋭く曲がって空振りを奪いますが彼のK/9は7,8代と特段高いものではありません。彼のメインピッチはシンカーでありゴロでバッターを打ち取ることでこのような防御率を生み出しています。
そのため彼はゾーン内にどんどん投げ込む傾向であり三振を取る前に終わっているようなスタイルとなっています。
ザイディは内野守備を重視したゴロで討ち取る野球を心がけている節があり、またリリーフでもドバルが似たようなタイプなので(彼は三振を奪いにいきますが)スムーズにデビューしやすいのかなと思います。
ウィル・ジェンセン
2019年ドラフトで28巡目854位でOAKに指名されましたが契約金が折り合わなかったのか契約には至らず、その後2020年6月にSFと契約しています。去年はレベルの高かったがその分怪我人が多かったRichmondの投手陣の中でスイングマンや時には先発しチームを支えました。
長い手足から投げられる最速89マイルの速球、落差のあるカーブ、ある程度のコマンドを武器にしていた大学時代から速球は伸びました。
SFの傘下投手には珍しくフライボールピッチャーでありBB/9もそこまでよくないですがまだまだ伸びる可能性もあるのかなぁと思います。何かのきっかけで2024年にデビューしてもおかしくないのかなぁと。
あと何よりウォーカーの2022年に成績が似てる。
レイモンド・ブルゴス
2016年に18巡目542位でCLEから指名され2022年オフSFが獲得しました。CLE時代は先発でしたが2022年にリリーフ転向しこれが成功します。(なのでCLEファンは知ってる人いらっしゃるかも?)
2023年もAAでは防御率2.17と成績も良く(PCLはしょうがない)
彼の強みはやはりチェンジアップでしょうか、チームメイトのウィゼンハントのようなブレーキの効いたチェンジアップで空振りを奪えます。今年はそこまで多くなかったのですがCLE傘下ではイニング以上の奪三振数を奪えますし速球もゴロを奪えるのでチームにフィットするかなと。
MLBでは現在左腕リリーフ1番手がロジャース兄、2番手がMLB経験のないエリック・ミラーとなりオフにMILからイーサン・スモール、ST前にあわててアミール・ギャレットとマイナー契約を結んだくらいなので左腕リリーフである彼の来年次第では昇格もあり得ると思います。
まとめ
3人紹介しましたがまぁマイリックは今年昇格するんじゃないですかね?正直ST招待されないんだとも思いましたので。ST招待された中ではフアン・サンチェスなど入団時あまり期待されてない中で順調に今年AAAまで昇格しましたしリリーフでは他に昨季は手術でほぼ全休したR.J.ダボビッチも楽しみな存在ですね。ロベラとのトレードでマルケス・ジョンソンも紹介したかったのですが階層も低かったですしAFLで打ち込まれちゃったので…
書いてて思ったのはやはり、昨季地区優勝したRichmondからの紹介が目立ちますね。AAというレベルもありますが怪我人が多い中で、これだけのハイパフォーマンスな選手が出ることに驚きました。AAAがPCLという魔境であることから、やはりAAでの活躍が将来の成功につながる重要な要素だと考えます。
リリーフはプレミアムな選手はFA補強してもいいとは思いますがやはり下からの突き上げや、ブルゴスのように他球団から獲得に期待していきたいです。
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