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大分弁を学ぶ!と決めた話し

新しい利用者さんが近いうちに入ります。
その方は大分の方です。

生まれも育ちもずっと大分で
今まで独りで暮らしていました。

結婚して、2人の息子を育て
現在、2人の息子は東京と大阪で家庭を持って生活しています。

ホームに入る経緯

介護認定は要介護度1という事で
一旦サービスを入れましたが、
ホームヘルパーさんも
ケアマネジャーさんも
断ってしまい
現在、何のサービスも使っていません。
医師も本人1人だとお薬の管理が心配なので
処方もなしになっています。

いよいよ独りでの生活が難しくなってきて、
ご家族は、近隣のホームも考えたそうです。
ただ、大分の事業所にあてがありません。

大分の事業所に入るにしても、
本人が知っている人がいる訳でもなく
周りに親類もいないので何かあった時にすぐに対応できないので、
長男の住む東京に来ることになりました。

そしてホームを申し込まれ
今回、うちのホームに入ることになりました。

悩み

本当に入って良いのだろうか。

大分で
自分のお家で生活し続ける事に越したことはありません。
本当にそう思います。
もしかしたら、その方法もあったのかも知れません。

ただ、現実、住み慣れたお家だけれども
一人っきりになってしまっていました。

でも、本人にしたら独りでも良かったのかも知れません。

自宅を離れる本人は辛いと思います。
ここに来たことで不幸にさせてしまうかも知れません。

ぐるぐるぐるぐる考えてしまいます。
悩みます…

本人らしくいれるには?

でも、今はできるだけやるしかない
と思うことにしました。

大分ではないけど、
ここで、今までやってきた本人らしい事をやってもらい
ここに自分の居場所がある
と思えるように関わってみよう

そんな気持ちです。

色々本人が活躍できる場をつくろう
郷土の料理を作ってもらい皆で食べよう
郷土の話しをたくさん聞こう
あまり干渉せず、気儘に生活できるようにしてみよう
職員・利用者関係なく人と人が触れ合えるようにしよう
自然に外にもでたり、買い物したりできるようにしよう
ご家族には毎日来てもらおう
大分県の人のコミュニティを探してみよう

そんな生活を繰り返していったら、
たとえここが東京でも
自分の居場所となれる
そう思っています!

大分弁を覚える!

でも寂しいよな…

よし。大分弁覚えよう

ちょっとした一言を聞き取りたい

その土地の言葉でお話ししたら、
ほんの少しだけど安心するかも知れない

ただ、ただ、それだけです。

私は土地の人でもないのに
大分弁を使って話すのを周りの人が見たら、鼻につくかも知れません。
大分の人は腹立つかも知れません。

きっとそうでしょう。
でも、今回は気にしないことにします。


本人が日常会話を自然にするには
方言が自然に話せる環境だと思いました。
ほんの少しだけでも大分を感じられるようにやってみます。

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