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桜の楽しみ方。ピンクから濃いピンクへ

我が家の隣の公園の桜も、葉桜になりつつあります。
開花が遅かった分、今年はゆっくりと桜を楽しめたのではないでしょうか?

ソメイヨシノから八重桜に移って来ました。
ソメイヨシノの花びらは5枚ですが、八重桜は10枚から100枚以上の花びらが重なり、一輪が大きいです。開花がソメイヨシノより二週間遅く、期間も長くお花見を楽しめます。
淡いピンクから濃いピンクになりますね。
日本の伝統色でいうと、桜色から薄桃色へ変わります。

和色大辞典より引用

日本の伝統色をご存知ですか?
日本文化特有の色彩感覚に基づいた色で、全部で429色あります。
美しい自然やそこで育まれた文化が作る、微妙な色合いを感じ取り、つけた名前。

赤系の色 102色 
例 紅色、紅梅色、薄紅、緋色、牡丹色、真紅、茜色 
緑系の色 83色 
例 浅緑、若緑、草色、千草色、萌黄、青竹色、常盤色
茶系の色 72色 
例 丁子色、香色、伽羅色、金茶、団十郎茶、利休茶
青系の色 70色 
例 瑠璃色、群青色、紺青、藍色、鉄紺、浅葱色、露草色
紫系の色 58色 
例 江戸紫、似紫、藤色、菫色、菖蒲色、茄子紺、菖蒲色
黒白系の色 44色 
例 象牙色、鉛白、卯の花色、砂色、墨色、漆黒、消炭色

どの色も容易に色を想像出来る名前です。
そして、きれいな名称です。
是非、調べて見てください。



それだけ、昔の人々は自然と同居し、移ろいを肌で感じていたのでしょう。
私も家の中から、覗いているだけでなく、もっと自然と触れ合わないとと感じています。

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