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3度目の転職をしました

4年前、入社2日後に「入る会社間違えた!」と思い入社半年後から転職活動を開始した挙げ句に、その後「いつの間にか会社に惹かれていた私…」という少女マンガもびっくりな心情の変化に気づき全てのオファーを断り続けること3年以上。ついに転職することになりました。

どこへ?

退職の話をしてからずっと次はどこなんだという話が出ていましたが、9月1日よりキャディ株式会社で働いております。最初にコンタクトしていただいたのがもう1年以上前で、その時は「いやいや全く転職なんて考えてないよ」と思っていたのですが、人生何が起こるかわからないものです。

ちなみにきっかけはTwitterでした。少しのやりとりの後、たけろーさんとマクドナルドのお店で初めて会って(言い出しっぺの柿澤さんがまさかの不参加)、気がついたら笹口さんとのカジュアル面談がセットされていて、その後も寿司につられてオフィスにお邪魔したりなどしていて、そんなことを繰り返すうちに多分その当時いたプロダクトマネージャーの大多数の方とはお会いしたような気がします。

相変わらず転職を全然考えていない私と、「いつ選考に進んでくれるんですか?」という温度感の会社との間のせめぎ合いがしばらく続いたのですが、その後転職を考え始めたタイミングで他の会社とともにキャディにも応募しました。

初めてたけろーさんと会った時、私は(アイダホがいないので仕方なく)テキサスバーガー2021を食べていたことを記憶しています。あれにトルティーヤチップスを入れたのは誰ですか、先生怒らないから正直に手を挙げなさい。

なぜ?

数ある会社からなぜキャディを選んだのかという話です。私はもう、一目惚れして激しい恋に落ちるなんていうことができないお年頃なので(というかもとからそういう性格ではないけど)、他にも検討した会社があります。

私の転職時のポリシー

私は転職のような大きな変化を人生に起こす時に決めているマイルールがあります。それは、「今までの私なら絶対しなかった選択をすること」です。せっかく変化を起こすのだからその変化を最大限に楽しみたいと思っているからです。

前回の転職は「外資」という新しい選択をしたはずだったのですが、意外と環境の変化は大きくなくて、完全に「つよくてニューゲーム」状態になってしまっていてあまりよくなかったなと思っています。今回は保険をかけて2つの新要素を入れようと最初から決めていました。そのため新要素が2つ以上期待できる会社に絞って転職活動を行っていました。「B2B」と「スタートアップ」のふたつを満たすところが一番多かったです。

転職活動に使ったツール

ものぐさな私は完全プル型転職をしようと画策しました。
今回の転職活動はほぼTwitterとYOUTRUSTのみで完結しました。そのためこのいずれかのチャネルで私にメッセージを送ってくれた会社だけが検討の俎上にあがりました。結局ほぼ全部スタートアップになるという予想通りの展開でした。

ちなみにLinkedInは常にいろいろなお誘いのメッセージをいただくのですが、メッセージをくれる方が本当に玉石混交という感じでこちらの時間や手間という意味でのコストが結果的に大きく膨らむリスクが経験上あまりに大きく、よほど魅力的な何かがない限りは転職活動には使っていません。

私の不満は解消されるか

きれいな退職エントリを書いた後でこんなことを言うのもどうかと思いますが、当然前の会社に全く不満がないわけではなくて、今回の転職でそれが解消されるのかというのもひとつの大きなポイントでした。

簡単に言うと周囲のスキルと熱量。

ちなみにそんなことを1ミリも書いていない退職エントリはこちら。

選考タイミングの問題

実は途中で転職活動をやめようと決意したタイミングがあります。そのタイミングでほとんどの会社には辞退の連絡を入れたのですが、既にオファーをもらっていたキャディと体験入社の調整をしていた数社には黙っていました。(いや、キャディには「今の会社に残るのが一番有力な選択肢」って言ったような気もする…)

結局私の決意はその後簡単に覆ったため、以後この黙っていた数社だけが私の中で有効な候補として残り続けました。別の記事にも書いたんですが基本的にご縁ドリブンな人生なので、このタイミングで残った会社のことはキャディ以外も含めて今でも勝手に親近感を持っています。

決め手

自社でオペレーションを持っているという点が私の性癖に刺さった。

あともうひとつ。
何かよくわからないんですが、「私ここで何かやることあるんだっけ?」って悩んでいたのは正直なところで、普通にすごい人いっぱいいるしもうそのまま突き進めばいいじゃん、私いらないじゃん、っていうのが第一印象でした。でも話を聞いていくにつれ、そもそも解こうとしている課題が大きすぎてまだやることはたくさんあるんだというのはわかったし、倉庫の見学をさせてもらった時に何となく「よくわからないけど私何かできそうな気がする」というとても微かな自信を持ちました。この感覚を持てなかったら選んでいなかったと思います。

収入の話

ベンチャーに転職って言うとかなりの率で収入についての質問を受けるのですが、一応それなりに規模の大きい外資系企業の部長をやっていましたので、収入に関しては「めっちゃ下がるやん!」と思ったということだけお伝えしておきます。

最終的には収入を下げてでもやりたい仕事があるということと、周囲にも同じ覚悟で入った人たちがいる環境であるということから覚悟を決めました。これが今後上がっていくには当然会社のビジネスの成長が必要なのですが、今はまだフェーズ的にそれを自分の力で成し遂げることができそうな気がしました。

最後に

前の会社をやめる時、会長から「合わないと思ったらすぐやめな!あなたのレジュメはもう十分いい感じだから1社ぐらい勤務期間が短くても全然問題ないから」と言われましたので、その言葉を心のお守りにしてスタートアップの荒波に挑もうと思います。

本当はそんなにすぐにやめるつもりは無いんですが…前の会社の4年を超えることが当面の目標です。と言いつつすぐやめてたら笑ってください。

お誘い

これを読んで「キャディってどんな会社よ」と思ったらカジュアル面談しましょう。中から見たキャディのことはまだよくわかりませんが、選考や入社前のプロセスから見えてきた姿はお伝えできます。

お礼

これをご覧の皆様の中には私の転職活動に何らかの形で関わったという方もいると思います。その節は本当にありがとうございました。

特に面接や面談のお時間をいただけた方々には感謝しています。入社できる会社が1社だけというのがとてももどかしく思ったのですが、将来的にどこかでご縁があればその際はよろしくお願いいたします。

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Aki
ありがとうございます。いただいたサポートは、脳の栄養補給のため甘いお菓子となり、次の創作に役立つ予定です。

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