見出し画像

[「会社の表面的なやさしさでは満足できない」と悩む営業パーソンHさん]との雑談

法人営業、既存販路の維持と単価アップに約20年勤めている、キャリアと会社に悩む、営業パーソンHさんとの雑談をハーフファンタジー形式でログにしておきます。

安定した給料や福利厚生があるけど、将来に不安があるからということで、雑談してみました。


とある営業パーソン
「今の職場では、満たされすぎていて、将来が不安です。」

カヤバ
「営業っすよね?ノルマきついとかですか?」

営ソン
「いえ、ノルマもなくて、詰められたりもしません。みんな優しくって。」

カヤバ
「既存の販路ですか?新規の開拓ですか?」

営ソン
「法人営業で、既存の販路です。継続して買っていただいたり、新規商品投入したりです。」

カヤバ
「ストレスとかは少なそうですね?」

営ソン
「はい。ただ、不安です。」

カヤバ
「取引先は、どんな状態ですか?」

営ソン
「取引先は、昔結構いきおいがあって、今は当時からお付き合いしている法人や消費者の方と長く付き合っている方々ばかりです。」

カヤバ
「なるほど、取引先は、減って行ってないですが?」

営ソン
「はい。減ってはいないんですが、少しずつ売上が下がって入るけど、人が雇えなくなるほどではなく、経費削減をしていれば、なんとかあと20-30年は維持できそうです。」

カヤバ
「営ソンさんは40代半ばなんで、ギリギリって感じですかね?それがしんどいんですかね?」

営ソン
「いえ、私は、営業に憧れて入ってきました。新しい商材やサービスを広めて、新しい販路を作ったり、新しい事業を広めてお客様を増やすことをしたいという想いがあります。ただ。。。」

カヤバ
「今の会社は、新規販路や、新規事業をやると、リスクがあるし、コスパが悪い。後、教育コストもかかるし教育体制も無いとか?」

営ソン
「え?!なんで分かったんですか?!」

カヤバ
「結構最近の相談て聞きます。」

営ソン
「誰か、トップが変われば。。。。」

カヤバ
「社内を成果でひっくり返すことはできますか?」

営ソン
「?」

カヤバ
「営ソンさんのノルマではなく、自分で目標設計して、新規開拓の指標に期限をつけて目標設定して達成することはできますか?」

営ソン
「それは、可能です。自分で決めた数字をやることはいいので。けど、それで制度や会社が変わるとは思いません。」

カヤバ
「まず、自分が成果作って、何度も再現していくと、意外と回りが手のひらをひっくり返したりする事があるんで、やってみてもいいかもです。」

営ソン
「?!私のしたかった事が、できるんですね!やっと!!」

カヤバ
「社内的にNGでなければ、やってみても良いと思いますけどね。」

営ソン
「自分で決めていいんですか?」

カヤバ
「いいんじゃないですか?僕が言った事や、やり方とかは、別にやれっていう事ではなく、あくまで例なんで、自分で決めてリスク取る覚悟あれば、ルールとモラルの中で何してもいいかと思いますけどね。」

営ソン
「私は、上司に『新規の売り上げをコミットしろ』というのを言ってもらいたくて、不満だったのかもしれません。」

カヤバ
「そうなんですね」

営ソン
「けど、自分でやってみて、上司と成果をもって話してみようと思います。」

カヤバ
「いいですね!うまくいったら、焼肉奢ってください!」

営ソン
「本当にヒモなんですね!!w」

カヤバ
「はい!偉そうなことだけ言って何も実務できないヒモです」

営ソン
「ww」

∞8∞∞∞8∞∞∞8∞
会社で働く時間をできるだけ楽にしたいとか、上司からの圧を避けたいという日本の流れがあるなかで、こんな風に悩んでる人がいるんだなぁ。

人はおもしろい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?