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北海道の真上、「日本」だった島 〜”サハリン”スケッチ〜

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北海道のすぐ北隣にある島、サハリン島。ここは半世紀近く、島の南半分が日本領で「樺太(からふと)」と呼ばれた。ほとんどの日本人にとって”近くて遠い島”サハリンの素顔をスケッチ。本日… もっと読む
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記事一覧

「弾に当たると、痛い。そして無惨に死ぬ。」---その当たり前を、どれだけ”リアルに…

ウクライナへのロシアの軍事侵攻から4ヶ月。自分の周りでも、日々の人々の反応が、なんだか少…

ロシアからの最後のインスタ投稿 彼女が伝えたかった思いとは?

ここ最近、スマホでインスタグラムを開ける度に、ドキドキしながら確認することがある。ロシア…

ロシアの子どもたちと戦勝記念日 〜サハリン・スケッチ〜 

今世界が「5月9日」、つまり来週月曜日に注目している。この日にプーチン大統領が「宣戦」す…

ロシア兵の顔

忘れられない、あるサハリン青年の目 「ロシア兵」という言葉を聞けば、思い出す人がいる。 …

ウクライナーサハリンー日本

ウクライナ、サハリン、日本を結ぶもの 日に日に想像を絶する悲劇が続いているウクライナ情勢…

【サハリン・スケッチ】 ユジノから豊原へ、古地図で飛ぶ!

地図は、いい。地図は、深い。-- 私の「地図愛」については前々回に少し語らせていただいた。…

【サハリン・スケッチ】「樺太の乙女、サハリンのジェーヴシュキ(女の子達)」〜77年の時を超えた空想〜

一枚の写真から ここにある一枚の写真。 今「サハリンスケッチ」を読んでいただいている皆さん以外に見せたら、どこの風景だと思うだろう。 海辺の丘にビルが立ち並ぶ港町。茶色く輝く髪にショートデニムの二人の若い女性。写真では表情は見えないが、大人のセクシーさと少女のあどけなさの中間のような、青春真っ只中の眩しさを感じた。爽やかだ! ここは地中海か、黒海か。どこかヨーロッパの港町に見えるだろうか。いや、女性のバッグの柄が星条旗であることに気が付いたら(笑)、カリフォルニアに見えて

【サハリン・スケッチ】 日本時代の建築が、サハリンの「シンボル」になっていた

「サハリン(樺太)ってどんな所?」この質問をされて、すぐにどんな所か答えられる日本人は、…

北海道の真上、「日本」だった島〜サハリン・スケッチ〜

”近くて遠い島” サハリン 海辺にポツンと建つこの鳥居。神社はもう、無い。 ここは、日本で…