見出し画像

今の就活は不正行為をやらざるを得ないらしい・・・

こんにちは、アジサシです。

就活のwebテストで、代行した会社員が逮捕された事件がありましたが、
替え玉してwebテスト通過したって意味ないだろ・・・と僕は思ったわけです。
皆さんはどう思われましたか?

それで終わり、と思ったのですが、今日見たネット記事で反論意見がありました。

記事で答えている学生の方によると、どうやら僕の感想は
「今の就活事情を全く理解していない大人の時代遅れの指摘」
らしいです。
以下、その学生さんのコメントを抜粋します。

「さすがに替え玉はやり過ぎかな、とは思いますが、今の就活生はカンニングがやりたくてやっているわけではない。不正行為がダメなことは誰でも分かっている。ならば、なぜ、やるのかと言えば、そうしないとテストを突破できないからです。例えば自力で取り組んでも、結局は、不正行為で受験した就活生の方が得点が高いので採用されてしまう。つまり、真面目な学生ほどバカをみるわけで、不正行為をやらざるを得ない状況にあるのです」

上記web記事より

僕は人事ではないので、間違っているかもしれませんが、
「得点が高い=採用」は成り立たないと思います。

これは僕自身の実際の経験からの考えです。
就活時、僕は同級生と一緒に、ある会社から課されたwebテストを受けました。
同級生は時間内に完答、バッチリだ、と自信満々。
一方僕は、時間内に完答できず、足切りだな、とあきらめていたわけです。
結果どうなったか。
webテストに通過したのは僕です。
同級生が足切りにあいました。
webテストなんてその場で解けばいいだろう、と対策をしなかった僕に対し、
その友人はバッチリとwebテスト対策をやっていました。
なので、点数が悪かったとも考えにくいです。
真偽のほどは不明ですが、たぶん性格診断の部分で結果が分かれたと思います。
それくらいしか考えられない・・・

というわけで、自力で取り組んだって、対策したって、
通るところは通る、落ちるところは落ちる、と思うわけです。


でも、記事の学生さんによると、「模範解答」もあるらしいです。
ということは、性格の問題に関しても、模範解答があるんでしょう。
模範解答の通り解答すれば、理想的な人物像が結果で出てくるんでしょう。
たぶん。

その理想的な人物像は、会社が求めている人物像なんでしょうかね?
もしそうだとしたら、
就活で演じたその人物像を、これから数10年間、演じ続けられるんですかね?

もちろん、現在では転職とかで同じ会社に何10年と勤める人は少ないかもしれません。
でも、入る会社では、就活時の理想的な人物像を演じなければいけないわけです。

いちサラリーマンの意見ですが、演劇部出身とか役者とかでもない限り、たぶん、つらいですよ。
そんな演技を続けていたら、こんなはずじゃなかった、とかで、精神こわれますよ。
続けられる人は、もっといい会社に転職したり、ビジネスを起ち上げたりすると思います。

というわけで、100歩譲って模範解答を使うとしても、
webテストの性格診断や人物像判断の部分は、自力でやった方がいい、と思います。


ざっと書いてきましたが、模範解答をつくってwebテスト対策だ、といってそれを暗記するのはいかがなものか、と言いたいです。
対策するのは必要だと思いますが、模範解答をつくってそれを暗記するって、
今後の社会で必要とされるかもしれない「自己解決力」が低いってことじゃないかな。
自己解決力が低いのは別にいいとして、根本的な解決になってないから、後々苦労しそうだな~、と思うわけです。
まぁ、自己解決力なんて、会社に入ってからでも鍛えられると思いますが。
(というより、自然と鍛えられていく)

模範解答というある意味ズルしてムリに入った会社よりは、
自力で挑戦して入れた会社の方が、
長い目で見て幸せなんじゃない、と時代遅れのサラリーマンは思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?