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ちょっとした事の積み重ねが言わなくていい小言をいわせるのだ。

今朝は朝からバタバタ。
お弁当箱を出し忘れていた面々がぞろぞろ(私も含めて)。
しかも夜、寝落ちしたためにたまっていた食器たち。
朝から食洗器回して、弁当箱を5つと水筒を4本とお箸を5セットと・・ああ忙しい忙しい(ぐるんぱの幼稚園に出てくるお母さん風)。

そんな日に限って、目覚ましをセット忘れて起きてこない長女に、
リビングの床には昨日畳んだ洗濯物が各々分、しまわれずの残っている。
次女は朝食の時間残り5分のところで、子ども新聞を開きだした。一口も食べていないのに。

「パン焼けてるよ。早く食べないと時間間に合わなくなるよ(1回目言っても新聞に集中していて聞いてないので2回目はついネガティブに)。」

「聞こえてるよ!!」←いつもの次女節。
5時半から一人色々バタバタしていた母、普段ならスルーしていた事に小言を言い始める。

「次女、さっきから私が話しているのはごはんを食べる時間が足りなくなるよという話してで、聞こえてる聞こえてないじゃないよ。しかも聞いたかどうかも、普段聞いてないことがよくあるのに、母が見ていてその区別がつくと思う???そこでいきなりそんな険しい声を出されたら母は悲しい。
食べたいものが決まらない間に服を着替えたりしてたのはすごいと思うけど、20分以上あった時間がもうあと5分しかないよ。優先順位考えてほしい。」

次女チーーーーーン。
意見を言ってるつもりだけど言葉の温度が普段より低い。次女にしたらガンガン攻めたてられていると感じてもおかしくない。
しかも同時に複数の話を展開してしまった。
次女にしたらどこに反応していいか分からない。

私の中の火種が次女にうつってしまった感じ。

でもすごかったのは、そこで次女が怒りを爆発させなかったこと。
明らかに気持ちは害したけど、母をこれ以上刺激していいことはないと判断したよう。
無言で(若干普段よりゆっくり目に)朝ごはんを食べながら、自分の気持ちを落ち着かせ、最後は自分で学校の用意もして、洗濯物を片付けて、机周りも片付けて、朝勉もして(今日漢字の小テストがある)、次に話しかけてきた時にはいつものテンション高めの次女だったのです。

「ママ見て!このページでは〇〇って字が書けるようになった!義って言う字、書けなかったのにもう分るよ!!。液体の液はぎょうにんべんにしちゃったんだよね~」と話し、そこからは普段のわいわいトーク。

 出かける間際にはリュックを背負いながら、

次女「ママ~今日は荷物が多い~!背中が固くてガチガチ。」(次女は知覚がちょっと過敏。色々気になると背負えない。過去にはここから泣いた事もあるが今回は普通)

母「荷物が多いの?別の袋に分ける?」
次女「あ~この返却するものが固いねん。これ出したら大丈夫。」
母「それはいいね~」
長男「オレが学校までもって行ってやろうか?」
母「あ、ステキ」
次女「お願い~~。今日は図書館でさ~本が6冊もあってパンパンなんだよ。」
長男「それも入れてやろうか(どや顔)」
次女「あ、それは大丈夫。ありがとう。いけるわ」

母「長男、今日学校で忘れずにしてほしい事覚えてる?」(急にどうした)
長男「2つ?え~っと」
次女「クッキングで私にくっきーくれること!」
母&長男「なんでなん笑」「ちがうわ!」

長男「ん~~~あ!宿題持ち帰るの忘れてた(からできなかった)ことを先生と話す!」
母「そうそう!あと1つは?」
長男「え~~~?あ!連絡帳を出す!」
母「それね。頼んだよ!」
ふと見ると、次女がにやにやしながら本を一冊息子のリュックに忍び込ませようとしていて爆笑。
快く荷物を持ってあげた息子とともに次女はご機嫌で学校に向かいました。

ああ、この支離滅裂で話があっちゃこっちゃ飛んで、よく分からない会話のハッピーなことよ。内容的には感覚過敏の話だったり宿題を忘れた話だったり、全くステキじゃないと思うのだけれど、そういう事を誰もネガティブにとらえず話せてるのがうれしい。
 長女にも同じような小言を言ってしまった母ですが、気持ちを切り替えて家事と仕事とがんばろうと思います。


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