DDオタクの行きつく先 ~後編〜

 Snow Manをきっかけにジャニオタライフが始まった私は着々と推しを増やすのであった。結果的に今現在6グループ分情報を追って応援している。我ながらこんなことになってしまって引いている。

 
 そもそも二次元界隈で色んな作品に触れ作品ごとに推しがいたことが原因でジャニーズ界隈になっても複数人推すスタイルが継続されているように感じている。
 最初は掛け持ちに対して何も思っていなかったが、ジャニーズ界隈では、というか最近のオタクの風潮なのか元来そうだったのかもしれないが、いわゆる誰でも大好き、通称DDは嫌われるような風潮があることを知ってからというものの、推しが増えるたびに罪の意識と戦う羽目になっている。(本当にそういった風潮があるのかは知らないが)
 しかし推しの顔の良さを前に私の意志など塵同然、負けるに決まっとる。

 
 今回は私がどのようにしてDD女になったかを時系列に沿って話したい。日付はおおよそなのと敬称がバラバラなのでその点了承いただきたい。

 
2020年1月21日~
Snow Man・SixTONESの存在に気付く。Snow Man完全に沼落ち。佐久間大介くんがめちゃくちゃ好きになった。のちにあべさく担と化したオタクである。ジャニーズとは何かということを含め大切なことは全てスノちゃん先生が教えてくれたし腹筋太鼓の初見は「何を見させられているんだろう・・・」と思ったが、考えるのをやめた。

 
2021年2月~
結果的にSixTONESにも沼落ちする。もともと後輩から勧められてYouTubeを少し見たが当時は陽キャ集団にしか見えず陰キャの私はおびえたあまりはまらなかった。しかし何を思ったのか再び見てみるとめちゃくちゃおもしろい大男たちだった。最初は京本大我くんが好きだったのにYouTubeで動物と戯れている森本慎太郎くんを見て好きにならないわけなかった。私にも餌をくれ。ジェシーくんの一発ギャグがしょうもないはずなのにあまりにもツボでおもしろい。

 
2020年7月~
Travis Japanが気になり始め、最終的に沼落ちする。第一印象で気になるのは中村海人くんだったが、結果最年少セクシータイガー松田元太くんは身体に毒でした。褒め言葉です。8月のサマパラソロ公演は有給休暇を召喚し3公演しっかり見た。泣いた。元太くんがカバーしていた曲をちゃんと勉強したくてありとあらゆるジャニーズの音源をレンタルショップで借りてい聞いた。小喜利の私の松松が爆発していて本当におもしろかった。トラジャに沼落ちして8.8祭りがいかに地獄だったかということを理解した。事務所は早くデビューさせてあげてください。
 

2020年9月~
それスノのためにParaviに入会していたが、パパジャニWESTを見てジャニーズWESTが気になり始める。結果沼落ちする。私は結局のところやはり関西人が好きなんだと思ったし神山智洋さんが好きすぎてもはや私が神山智洋になりたいなどと意味の分からないことを言いダイエットに励みだす。結果6キロ痩せた。(なお現在3キロ戻った。)ピアスは怖くて開けられなかった。あの頃は周囲の友人に「神山智洋を最後の男にする・・・」と言っていた。本気で言っていた。病的なDDはここで治したいと思っていた。後のことは察していただきたい。
 

2021年2月〜
後輩に「絶対好きだと思いますよ!」と言われAぇ!groupが気になり始める。バンドが元々好きだったこととWEST同様自分が関西人だったのもあり色々スッと入った。シンプルに応援したいという気持ちが強すぎて情報を追いグッズで貢献するようになる。(結果、沼)自分が好きになる人は松田元太くんが最年少だと思っていたがここでダークホース佐野晶哉くんが現れた。どうにかして彼を弟にしたいんだが???と本気で思っていた。おまわりさんこっちです。
 

2021年5月6日〜
2月の後輩にまたしても「絶対好きだと思いますよ!」と言われ7 MEN 侍が気になり始めたと思ったら秒で沼落ちした。本髙克樹くんの顔面がシンプルに好みすぎた。本当に顔が良い。どれだけ前世で得を積んだら顔が良くて頭も良くて料理もできる人間に生まれてこられるのだろうか。ご両親に盛大に感謝したい。タイムスリップできるなら高校3年生の頃の文系の私に「三浪して早稲田大学の理系学科に行け?!」と言いたい。なお知能きっとは足りない。そもそも7 MEN 侍というグループが本当に異端児すぎる。居住地を晒すアイドルがどこにいるか、ここにいた。おもしろすぎる。

 
 こうして文字に起こすと我ながらかなり短いスパンで新しいグループに目をつけては沼落ちしていて元気だなあと思う。
 決して新しい推しができたら今までの推しが愛せなくなるのではなく、自分の中で世界線が新たに構築されており新しい情報が出る度に世界線を反復横跳びして移動しているのである。新しく好きになりたてのものにはどうしても目が行きがちだが、それぞれの推しに対する熱量は平均すると差はあまりないのが現状である。それぞれの推しに新しく仕事が決まれば嬉しいし、貢献できることは貢献したい。


 しかしあまりにこういった状況が続いているのもあり1年以上録画し溜めている少クラをうかつに編集し削除できないためHDDの容量がかなり危ういのが最近の悩みである。


 さらに、お気づきかもしれないがかなりの確率でメンバーカラーが緑の男たちに心をわしづかみされている。個人的にこれを、何の捻りもなく「メンカラ緑の呪縛」と呼んでいる。
 好きになる男のメンバーカラーが偏るのは私だけなのかよくある話なのか。共感していただける方がいればぜひ語りたい。

 様々なグループに沼落ちして、アイドルたちが作り続けている歴史をファンとしてその一部を担うことができるということ、誰かが作ったフィクションではないことが大きな魅力であると感じ、デビューまでの道のりもその後もずっと応援したくなる気持ちがとてもよくわかった。
 DDであることの良し悪しははっきり言ってわからないが、ジャニーズに沼落ちしたおかげで嫌なことがあっても元気でいられるし今となっては私の生きがいになっている。ありがとう、ジャニーズエンターテイメント。

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