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飛行機輪行メモ(国内線)

2023年になって早々、はぢめての飛行機輪行を果たしました。次の機会に備えて、その時のことを書き残しておきます。
なお、利用した航空会社はANAで国内線、持ち込んだ自転車はBROMPTONです。ANAの自転車預かりルールについては、ANAの公式サイトを参照してください。

ポイント

  • 予約はいつも通りでOK

  • 搭乗手続きはいつも以上に余裕を持って!

  • 折りたたみ自転車なら輪行袋のみでOK

  • お守りとして従価料金をつけるとベター(かも)

搭乗前日まで

飛行機の予約

東海道・山陽新幹線みたいな大型荷物専用席とか無いので、普通に予約します。
なお、折りたたみ自転車以外の自転車で、3辺の合計が一定値を(ANAなら203cm超)を超える場合は、事前申告が必要となります。

デジタル化が進んでレアになった紙の搭乗券

荷物の準備

工具の中には機内に持ち込めない物もあるため、自転車に括り付けて預けるか、宅配便で旅先に送る必要があります。(持ち込み禁止、預け不可の品物リスト[国土交通省]
自分の場合、工具はBROMPTONの車体に収まるBROMPTON TOOLKITなので預け荷物扱いで、パンク修理セット(替えチューブ・タイヤレバー・ミニポンプ)のみ手荷物として機内に持ち込む事にしました。これ以外にはウインドブレーカー、グローブなどを用意しておきました。ゆるポタ勢なので自転車関係の荷物は少ないですw

機内持ち込み分の自転車用品と、いつもの旅の荷物(着替え3日分、洗面用具、デジカメ、タブレット、充電ケーブル類など)をBROMPTON T-bagに詰め込むと、いつも通りパツパツになりますた(溜息) もう少し身軽になれないかなぁ……

BROMPTONとパツパツのT-bag

自転車の点検

慣れない遠隔地を走る事になるので、点検調整はしっかり行なっておきます。
今回は昨年秋に実施したオーバーホール後の調整も兼ねて、LIFE with BICYCLE Daikanyama(旧 BROMPTON JUNCTION TOKYO)で点検してもらいました。

搭乗当日

空港にはいつもより早く

羽田空港出発ロビー

自転車は手荷物預けカウンターで預かってもらう必要があります。自動荷物預け機は使えません。このため、手続き完了までに結構時間がかかるので、空港にはいつも以上に余裕を持って着く様にしましょう。
今回、3連休の2日目・朝6時の羽田空港で自転車を預けましたが、順番待ちの時間込みで30分近くかかりました。

預ける前の準備

ANAでは輪行袋に入れることが必須となっています。その他、必要に応じてプチプチなどの緩衝材で包む、破損しやすいパーツを外すなどしておきましょう。
BROMPTONの場合、折りたたみ状態の防御力がとても高いので、輪行袋のみでも問題ありません。ただし、2箇所のクランプは曲がったり折れたりする可能性があるので、しっかり締め込んでおきます。

クランプは外すか、キッチリ締める

タイヤの空気については、普段から上限値の8割程度にしているため、気圧が多少下がっても大丈夫と判断して、特に何もしませんでした。普段からいっぱいまで入れている人は、少し抜いた方がいいかも?

手荷物カウンターへ

カウンターに並ぶ

準備を終えたら、いよいよ手荷物カウンターに並びます。(羽田空港の場合、「大型手荷物・特別な手荷物」専用のカウンターに並びます。)
カウンターでは係員によって重量確認と危険物チェックが行われます。自転車は横倒しで積まれる可能性が高いので、このタイミングで横倒しにする際の天地を指示しておきましょう。(BROMPTONはハンドルが上)
手続きが終わると、行先タグやコージョンタグなどが輪行袋にペタペタと貼られていきます。

手続き中のBROMPTON

某所で「コンテナ(プラダンで出来た箱)あるか聞いてみると良いよ」と言わていたので聞いてみたところ、用意があるとのこと。実際に持ってきて頂いたのですが、残念ながら蓋が閉まらないためNG。輪行袋一丁で載せられることになりました。
なお、帰りの便では同じサイズのコンテナに入れてもらえました。蓋が閉まらないのでバンドで固定され、コンテナとBROMPTONの隙間にプチプチが詰められており、至り尽せりでした。この辺の対応は他の荷物や混雑状況、スタッフの判断などに左右されるようです。

補償

ANAでは、自転車は免責事項で補償対象外となっています。よって、輸送中に破損などがあっても補償はありません。預ける際にも、免責に同意する署名を求められます。

従価料金制度

ANAでは割増料金を払うことで預け手荷物の補償額を引き上げる「従価料金制度」があります。自転車の場合、補償対象外なので補償額的な意味はありませんが、高価品扱いになることから、手渡しでの受け取りなど、荷物への対応が丁寧になる……らしいです。今回は初めてと言うこともあり、お守りとして車体価格20万円で申告。追加料金は50円でした。
なお、従価料金の手続きにも少々時間がかかるので、時間がない場合や、ベルトコンベア流しでも問題ない場合は、省略して良いかと思います。

従価料金切符

空へ

自転車の手荷物預かり手続きは以上です。
パツパツのBROMPTON T-bagを抱えて、自分自身の手続きを済ませ、空の人になります。

BROMPTONと一緒に空へ!

受け取り

目的地の空港に着いたら、手荷物受取所で自転車を受け取ります。
従価料金を掛けている場合は受取所内の有人カウンター、掛けていない場合はベルトコンベアでピックアップとなります。(サイズによっては従価料金関係なく有人カウンターとなるらしいです)

無事目的地に着いたよ〜

受け取り後、BROMPTONの状態を確認しましたが、特に損傷らしい損傷はありませんでした。タイヤも無事です。

最後に

初めての飛行機旅行と言うことで大分身構えていましたが、実際やってみると意外とお手軽に出来ることが分かりました。
今回の経験で、さらに旅行の幅が広がりそうです。

あとは、もっと荷物をコンパクトにしたいですね(しろめ

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