なぜ腹が立つのか

先日
久しぶりに腹が立って
なかなかその怒りが収まらず

モヤモヤ
イライラが
ずっと残っていたんですけどね。

この
「腹が立っている状態」
ってのは

誰かに何かを言われたとか
誰かに何かをされたとか

そうやって
自分以外の誰かに対して
ムカついているように
思ってしまうんだけど
（まあ、もちろんそれもあるんだけども）

ずっと
この怒りの感情が消えなかったり

ずっと
心の中にしこりとして
残っているときっていうのは

大抵が
「自分」に腹が立ってるんだな。

例えば
本当はその場で言いたいことがあったのに
言えなかった情けない自分であったり。

本当は思いっきり感情的になりたかったのに
変にカッコつけて
大人の対応してしまった自分だったり。

そうやって
本音の部分で対応し切れなかった

「当時の自分」に対して
めちゃくちゃ腹を立てている
ムカついている

こっちが真打ちなんだな。

でも
このことに気づけないと
ずっと

「あの人がー」
「あの人がー」

と
恨み続けることになる。

でも
相手は変わらないし

そもそも
相手はそういう人だし

自分はこんなに辛いのに
自分はこんなに腹を立ててるのに

相手の方はケロッとしてるし。

相手のこと
今でもムカついているなら

別に無理して
許さなくていいから。

別に無理して
大人の対応しようとしなくていいから。

けどね
「当時の自分」とは
早めに仲直りした方がいいよ。
早めに許してやった方がいいよ。

当時の不甲斐ない自分
当時の情けない自分
当時の弱っちい自分

そういう自分を許し
仲直りした方がいいよ。

しこりの原因はここ

しこりが消えると
「相手」に対する
怒りの感情も
段々薄くなってくるから。

だって
根っこは

相手じゃなくて
自分だからね。





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