【質問回答】プレゼンができないと学生生活で困りますか😞？
あ、こんにちは。A.J.です。
今回も質問を頂いたので、回答をします。
質問はTwitterのDMでお待ちしております。
https://twitter.com/AJICU1
【質問】入学後に専修を決められるところに魅力を感じ、ICUの受験を考えているのですが人前で意見を発表することやプレゼンテーションが苦手です。
ICUは外国の教育に近いと思うのですが、やはりプレゼンができないと学生生活で困りますか？
それほど困らないと思います。
というのも、想定される「学生生活で困る」場合として「良い成績が取りづらい」「友好関係が築きづらい」といったことが考えられますが、どちらの場合においてもそれほど影響はでないと思われるからです。
良い成績が取りづらいか？
まず、プレゼンが苦手だと良い成績が取りづらいか？というと、そこまで影響はないと思われます。
これは、実際にICUの授業でプレゼンをする機会はそもそもそれほど多くないですし、また、グループプレゼンをすることも多いからです。
以前の（課題に関する）回答でも少し触れましたが、ICUの授業でプレゼンをする機会というのは多くて１学期に２回程度（中間と期末）であり、それほどプレゼンが多いかと言われるとそうではありません。
もちろん、その場合、プレゼン自体が成績評価の対象になりますが、「多くて１学期に２回」であれば、苦手な人でも十分にプレゼンの練習をできるかと思われます。
また、１授業あたり「多くて１学期に２回」と言いましたが、そのプレゼンがグループプレゼンであることもよくあります（肌感覚として7割くらい）。これは、履修学生数が多い授業だと、1人1人プレゼンを発表している時間がとれないからです。
この場合、たとえば、人前で意見を発表するのが苦手であるのなら、前提知識の共有セクションや、状況の分析セクションなど、自分たちの意見のベースとなるセクションの発表を担当したりするなどして、自分は「意見を述べないセクションの発表」に徹することなどできるかと思います。
しかし、ここまで（いわゆるクラスの前に立って、スライドを映しながら発表するような）「プレゼン」に対しての話でしたが、一方でICUには「グループディスカッション」的なものがよく行われます。
これは、毎回行う授業もあります（ELAとかはその代表例）。
グループディスカッションでは、基本的に1人で自分の意見をグループ内に共有するという行為をするのですが、こうしたグループディスカッションは基本的に成績には反映されないので、その点は問題ありません。
友好関係が築きづらいか？
一方、プレゼンや自分の意見を発表することが苦手でも成績面は特に問題がなさそうだ、と分かったとしても、そうした行為が苦手な人はICUでは友好関係が築きづらいのではないかという不安もあるかと思います。
ただ、こちらにおいても問題ないようの思われます。
というのも、自分が見ている限り、ICU生には明らかにプレゼンが下手だなと感じる学生もいますが、それが原因で周りの友好関係に影響が出ている人を見たことがないからです。
（これは別にICU生に限った話だとは思いませんが）「あいつは自分の意見を主張するのが苦手そう」という人に対しては、より丁寧に皆意見を聞こうとしますし、発言が少なければ、こちらから（意見を述べやすい空気をつくった上で）意見を聞いたりすること人が多いからです。
とはいえ、「意見を主張する」スキルは身に付けた方が得
ここまで、プレゼンが苦手でも特に学生生活でほとんど困ることはない、と述べましたが、細かいところを見ると、「人よりもプレゼンの準備や練習に時間がかかる」「グループプレゼンや、グループディスカッションの際、周りに気をつくってもらう必要がある」といった「負い目」的なものを感じることはありそうです。
また、ICUの学生生活では困らなくても、そのほかの環境ではどうか、と言われると、実際に困りそうな状況も想像できます。
ですので、別に苦手なままでもICUの学生生活では特に困ることはないですが、そうした微妙な負い目や将来への不安を脱することには越したことがないので、「意見を主張すること」への苦手意識は克服した方が良いと思います。
自分は、特にそういった専門家ではないので、具体的にどういったトレーニングをすれば良いのか詳しくは分かりませんが、「失敗も成功も含め、場数をこなす」ことは（まあ、何でもそうだとは思いますが）苦手意識を克服するために重要だと思います。
そういった意味では、グループディスカッションを含めれば、ICUでは自分の意見を他社と共有する機会は、他の大学や組織よりも多くあると思いますので、良い練習場になるとは思います。
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