2020.5.15

皮膚感覚

NHKオンデマンドで、「又吉直樹のヘウレーカ!『皮膚はすべて知っている?』」を見た。

めちゃめちゃ面白かった。

表皮の細胞の1つ1つが、物の形を感じ取り、色を識別し、超高周波を聴く優れた「感覚」を持っているという。

その感覚は恐らく脳よりも高精細で、だけど意識には登ってきづらい。

無意識下で処理される、いわゆる第六感みたいなものは皮膚が感じ取っているのかもしれない。

音環境

特に興味深かったのは、皮膚が持つ聴覚と超高周波のくだり。

人間の可聴域よりも高い音を、表皮の細胞が感じ取っているという。生演奏などの臨場感は、その部分が担っていたりするのかも、と。

番組では、都市のマンション室内における音環境についても言及されていた。
家にいる時の音についてはちょうど気になっていたので、興味深く聞いた。屋外では虫の声などの超高周波が鳴っているが、室内ではそれが遮断される。そのことがストレスになりうる、みたいな話だった。

屋外と屋内の居心地を比べた時に、個人的な体感の違いとして最も強く感じるのは、聴こえてくる音の雰囲気だ。家の中で鳴っている音は、ちょっと息が詰まる感じがする。

屋外の心地よい音環境を家の中にも構築できたら、快適度が格段に上がりそうだけど、おそらく可聴音域だけではあまり意味がないのだろう。どでかいスピーカーを家中に置いて環境音を流しても、外と全く同じ音環境は叶わないのかもしれない。

見てる番組

テレビがないので、iPadでNHKオンデマンドをよく見ている。

好きな番組
・大河ドラマ「麒麟がくる」
・ブラタモリ
・英雄たちの選択
・100分de名著
・ダーウィンが来た!

CMというものに触れなくなって久しい。たまにAbemaTVなんかを見ると、ずっと画面のテンションが高くてビックリしてしまう。

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