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ベーグルを焼く話

昨日焼いた黒胡麻ベーグルが良い感じに焼けて嬉しかったので、今日もベーグルを焼いた。飽きもせず毎日何かを焼いていて自分でもちょっと可笑しい。ほんとに楽しいんだな〜と思う。

パンを焼く時間の流れ方も今の自分に合っている。人生に”パンを焼く”が入場してくると、それはサワードウ(もしくはイースト)次第になる。パンのご機嫌によって時間が細切れに分断されるから、私はその合間をすり抜けるように日々の雑用をこなせば良いのだ。おかげで色んなことを悩むことなく日々を過ごせている。

今日は15分くらい捏ねたと思う。昨日より粉の量が多いけど、これくらいまでなら手捏ねでまかなえる範囲内なのだなと分かった。全体がしっとりと滑らかにまとまれば捏ね上がりの合図です。最後に生地の表面が滑らかに張るように形を整えてラップでぴっちりと覆う。

一次発酵の時間をとる。基本的には自分が暖かく感じる場所に生地を置いておけば良いと思う。直射日光が当たったり乾燥しているところは良くない。お昼寝じゃん。

たちまち生地が膨らんできてこうなります。

ぴっちり包んだラップがパンパンになって、これ以上放っておいたら爆発しそうだな〜と感じたら一次発酵終わり。このラップの中のひしめき合いによって生地が強くなる(んだと思う)。

一次発酵が終わったら台に出して計量して分割してベンチタイムをとって、成形して二次発酵させて…という流れです。このベーグルの生地はめちゃめちゃ順調に発酵するので、サワードウを使っているのにドライイーストを使ったパンのような時間の流れで焼くことができる。

今日は丸いベーグルだけじゃなくてねじねじベーグルも作ってみた。こういう型破りなパンを焼けるのも自分で作る楽しみのうちの一つだよね。(この形を見ると砂糖がびっちりまぶされたドーナッツを思い出す。あーミスド食べたいな〜。)まあこれはベーグルにするには長く伸ばしてすぎてしまった生地を苦肉の策でねじっただけなんですけどね…

ベーグルは焼く前に茹でることで独特の食感が生まれるんですけど、茹でたら即オーブンに入れないと生地がしわしわになってしまうので焼く直前の写真が撮れない。あと、茹でると焼き上がりと同じくらいの大きさに膨らむので使う鍋は大きめがやりやすいと思う。茹でたパンはぬるぬるするから天板に移す時には焦らない焦らないってぶつぶつ唱えながらやる。

そんなこんなで今日のベーグルはこちらです!

良い色〜良い匂い〜!ありがたきしあわせ〜!

(焼けたねじねじベーグルを見て、ジョンソンヴィルを巻いたらめちゃくちゃ美味しそうだな〜と思った)

今日もかじりがいがある日だな。

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