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特性っこママサバイバルシリーズ①新学年のルーティーン

こんにちは。
特性っこママ専門コーチのあじです。

4月が終わりましたね。

特性っこママの皆さん、調子はどうですか。

特性っこにとっても、ママにとっても
毎年4月はドキドキハラハラシーズン。

新しいクラスメート
新しい担任の先生
新しい学校。

困りや苦手を抱える特性っこにとって
クラスメートと担任の先生が織りなす
瞬間風速ともいえる学校の環境は超重要。
保護者にとっては担任の先生との連携は
必須課題です。

特に新しい担任の先生が発表になる
始業式は祈るような気持ちで
過ごしているのは私だけではないはず。

とはいえ。

クラスメートも担任の先生も選べない。
だから、毎年、新しい先生になったら
私がやっていることがあります。

それは早期の担任の先生と面談です。
なるべく早いタイミングで。4月中に。

私の地域は、毎学期の始めに
希望制で面談をしてもらえるシステムがあるのですが、
なければ電話して30分とってもらえるように
お願いします。

面談でやることは3つ。

1.特性についての基本的な知識の共有
2.これまでの経過と成長したところ、今後の課題の共有
3.家庭の方針と先生への要望

えええーなんかムズそう?

ひとりで頑張らなくても大丈夫です。

1は本にお任せ。
特性について、やさしく解説してある本を使います。
私はいつもこの本をつかっています。

自分の子供に該当する箇所をコピーして持参し、それを一緒に見ながらどういう状態なのか?を共有します。
とはいえ、時間がないので、特に、脳の特性であって、やる気の問題ではない、訓練しても良くならない、本人にもコントロールできない、というあたりを、さりげなく強調、確認、共有していきます。

続いて、これまでの経過と成長、今後の課題。
これも時間がアレなのでかいつまんで。
最初はこうだったけど、こんなことができるようになって来て、去年はコレを頑張っていた。
現状こういうシーンでトラブルが起こりやすい。
それについて、家庭ではこういう方針で本人とは話している。本人はこう言っている。
という話をします。


そして最後、ここがキモです。
基本的にコレをやるために面談をしています。

具体的に先生に何をどこまで求めているか?何をして欲しくないのか?を明確にして、擦り合わせます。

うちの場合は、

暴言暴力など他人に迷惑がかかったり、クラス運営に著しくマイナスになるような行為は、普通に注意したり話をしたりしてほしい。

ただ、ノートを取らない、宿題を出さない、テストが悪い、授業に参加しない、等、本人にとって不利益があるかもしれないけど、他人には迷惑かけてないこと、は注意しなくて大丈夫。
その結果、成績表が悪くても構わないと私たちは考えている。

もし余裕があったら、ノート取る時間だよー、とか、今これをやってるよーと声をかけてもらえば、向かえることもあるので、余裕がある時はお願いします。と。

他には、本人は先生に認めてもらえると、その場のリアクションはイマイチかもしれませんが、家ではとても喜んでいて、すっごく励みになるようなので、
もし余裕があって先生の気が向いたら、今やっていること、できているところ、を褒めてもらえるとありがたいです。

というようにお話しています。

面談を通して
先生のちゃんとやらせないと、ちゃんとやるべきだ、を適切に手放してもらう。
期待値を調整する。
具体的にこちらが期待するラインを示すことで、先生に少し安心してもらいたいのです。

あとは、個別の事案で何か迷うようなことがあれば、是非ご連絡ください、一緒に考えられますので、と最後に伝えます。

この面談をすれば
1年間どんな先生でもうまくいくか?

そうでもありません。

特性に対する共通の認識の元に、こちらの立ち位置をお伝えしておくことで、
それを踏まえてどうしていったら
子供のためになりそうなのか。

先生がどういう想いでその関わりをしているのか、意見交換というかたちで、フラットに聞ける関係が作りやすくなると思います。

もし良かったら、やってみてください。

やってみてどうだったか、教えてもらえたら
めちゃくちゃ嬉しい。

こういうの、オンラインで伝えられたら
良さそうだなって
ひと通り書いた後で思った次第です。

いつかやらせてもらおう。

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