二十四才

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お守り

深夜のラジオは祈りのようなものだ。眠れない夜は、漠然としたやり場のない孤独感とか焦燥に駆られてすごく怖い。だけど独りじゃないんだと気づくことができて、誰だって大体は一歩進んで二歩下がるような日々を送っているのだと思うことができれば少しだけ大丈夫になる。それは綺麗事ではいけなくて、優しすぎてもいけない。人生丸ごと包み込んで、救い出してくれるわけじゃないけど、ほんの少しだけ、夜更けの不安をほんの少しだけ取り除いてくれる、そんな存在だと思っている。 19歳か20歳くらいのころ、母

    • 君たちはどう生きるか

      観ました、観ましたので!! ジブリ信者の自覚がありますが、 この作品が世の中に放たれ、 生で触れられる最初の、 この時代に生まれてきてよかったと思いました! これは、ぜったいにぜったいに 事前情報なしの、己の感性だけで観たほうが良い すごく、自分の感性を大事にしたいと思う作品 ほんとうにすごいな〜

      • 時間とお金

        お金の価値観についてよく考えている。 タイムイズマネーなんて言葉もあるけれど、つまりはそんな感じのこと。 価値観というのは、ほんとうに人それぞれで、 何が正しいとか、間違っているとかいうことは 私には到底、判断できないし、断定しにくい、 あるいは何かについて、 これはこうだ、と決め込んだとしても、 明日には変わってしまうほど不安定で刹那的なもの、そんな気がしている。 ただ、ひとつ、これは真理だ、と思ったこと。 良い関係性が築かれているところには、たしかにそれ相応の時間とお

        • 制約と誓約

          最近の、これは生き方だ、と思うこと、 HUNTER×HUNTERに出てくる念能力の言葉を借りて言うならまさに、制約と誓約。 自分の足で立って歩いていくためには、それなりのルールとリスクがやっぱりあって、いろんなことが、時間やお金や自由と引き換えに果たされるものなのでは。 その絶望の内訳は、いつか遵守できなかった誓約の代償なのでは。 いちいち可哀想なわたしを創り上げなくとも、大丈夫になりたい。 裏切られたとか傷つけられたとか言って騒いでも意味はない、知らなかった一面を許せな

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