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引越し祝いはトイレットペーパー

引越しをすると新居に友人を招いてパーティーをするのが恒例。以前は職場の上司や同僚を呼んだりもしたらしい。韓国映画やドラマにもよく登場するシーンの一つだ。
訪問する側が手土産として持っていくものの定番といえば、トイレットペーパー。こんなんなんぼあってもええですからね、という理由以外にもう一つダジャレみたいな理由がある。それが、水に「よくとける」から。様々な問題や困難な状況も「よくとける」ようにという意味らしい。
ちなみに韓国の下水事情は芳しくなく大量のトイレットペーパーを流すとよくつまる。それで特に公共施設などではトイレットペーパーを便器に流さないでくださいという注意書きが見られた。ではどこに捨てるのかというと、個室内にあるくずかごの中。ほとんどの場合フタなど付いていないので、別の方が使われたペーパーも丸見え。そんな状態を解決しようと、最近ではくずかごをなくしてペーパーを流せるところも増えた。しかし、そういうところのペーパーはたいてい、水に非常に「よくとけそう」な薄ーいものなので、使用感があまりよろしくない…。

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