[憲法前文を理解しましょう]



2023.8.15
バリアフリースペシャリスト®︎シズちゃん

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78回目の終戦記念日を迎えました。

大東亜戦争で犠牲になられたすべての戦没者の方々、そして靖国の社に鎮まる英霊の方々に心より追悼の誠を捧げます。思想家の佐伯啓思氏は「(少なくとも昭和の時代には)戦死者たちが静かに流す目に見えない涙と、声には聞こえない無言の思いを生者たちは聞き取ろうとしていた」(8月13日付産経新聞)と書いています。同氏は、お盆でもあるこの日にさえ死者と向き合うことを忘れ、今の瞬間を楽しめばよいとする人々が増えていることを嘆いているのです。

そんな日本にいよいよ現実的な危機が迫っています。敗戦で打ちひしがれた中でGHQに与えられた憲法を、私たちは一字一句変えることなく今日まで来ました。多くの人が平和であることが当たり前だと思ってきました。しかし、中国、ロシア、北朝鮮という世界で最も危険な国々に対峙せざるを得ない現実を目の当たりにして、日本人はようやく目覚めようとしています。

憲法がどのようにして作られたか、そして、憲法の前文はどういうものか、9条についてよりまず理解したいところです。

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