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土津神社の紅葉 / 耶麻郡猪苗代町

土津神社【はにつじんじゃ】は福島県猪苗代町見祢山の麓にあり、会津藩初代藩主 保科正之【ほしな まさゆき】が祀られている。

保科正之は2代将軍 徳川秀忠の四男として生まれ、徳川家康の孫にあたる。
長兄である家光が正之を贔屓にし、会津藩23万石の大名に引き立てられ、子孫の会津松平家が幕末まで会津藩主を務めることになる。
会津藩の最後の藩主 松平容保【まつだいら かたもり】は、保科正之が定めた「会津家訓十五箇条」を頑なに守った結果、京都守護職を断れず、幕府側の中心的存在として薩長軍と戦い悲惨な結末を招く事になる。

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土津神社境内には鉛套弾【えんとうだん】が祀られてある。
鉛套弾とは柔らかい鉛でコーティングされた砲弾で、砲身内部に刻まれた螺旋状の溝に食い込ませる事により、発射された砲弾に高速回転を与えて弾道を安定させ、飛距離を延ばすものである。
日清日露戦で勝利した記念品として奉納された。

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土津神社【はにつ じんじゃ】


住所 耶麻郡猪苗代町字見禰山3
駐車場 近くの町営無料駐車場を利用

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