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「インスタグラム」について、今思うこと、と11月11日の日記【あと51日】

最近、インスタって一時期の盛り上がりを超えて、一旦小康状態になってきていると思うんですね。

それでも、一時期よりは全然いいと思ってて「どこがどういいのか?」と聞かれると意見が別れるところかと思うんですが、まずは、無闇矢鱈と“映え”を目指さない社会になりつつある。

というか、“映えを狙うのが、ダサい”という感覚、出てきていますよね。

“映え”は日常との差分でしかない

この“映え”と、“いい写真”の違いってどこにあるのかな?と、インスタを見ていると考えることがあるんです。

眺めてると本当にいろいろ見えてきますよね。

こういう「普段」とか「日常の風景」を眺めて何かを考えるということを、ぼくは個人的な造語なんですけど“市井(しせい)思考”と読んでいます。

「市井」とは、“いつもの、ふだんの、ちまたの”とか、「生活」とか「くらし」みたいな文脈に近いですね。

少し前にも書いたことですが、ぼくのど真ん中の価値観に“市井”というものがあります。あとは至誠。

新撰組の『誠』みたいなものですね。忠義。

今後、何かを手がけるときには必ず立ち返りたい“きほんのき”なんです。

で、それを考えていると、何が見えてくるかというと、インスタの使っている人(ユーザー)が“どこを向いて”、写真や動画、文章を上げているか?というところですね。

こういうところに社会の匂いって感じ取れると思っています。

ぼくもそうなんですが、最近、“写真+長文”の投稿が多くないですか?

そして、どちらかというとぼくは、写真以上に、添えられた“ことば”の方をよく読んでいます。

だから、いくら“いい写真”を上げていても、「いいね!」は集まるかも知れない。

でも、昔よりも「いいね!」の価値はデフレ傾向にある、と感じるんです。

どちらかというと、それを見た人とかと、コメント欄とかでやりとりをして、そこに“人間味”が垣間見える瞬間に、ぼくは惹かれるんですよね。

一時期は、“クール”とか、“統一された世界観”とかが流行った時期もあり、今でもそういう世界観をせっせと作っている方ももちろんおられますし、そういう方の投稿も好きなので観に行ったりもします。

ただ、写真はあくまで「サムネイル(キャッチ画像)」なのであって、ぼくはその人の「思考」を本当のところは読みたい。

だから今は、飲食店とか、クリエイターとか、個人で活動をしている人の投稿をよく読んでいて、その写真と文章の組み合わせの、無限さにとても学ばせてもらっています。

あとは、経営者、個人事業主の頭の中について。

「インスタ」って、2010年にスタートして、日本語サービスは2014年からなんですってね。(最近、よくあるアプリがいつからあるのか?とか、その沿革について調べるのが好きなんです。)

でも、それが今や、1人アカウントを持つ一大サービスになってるわけだから、どこか社会に必要とされてるって部分もあると思うんですよね。

流行っているものを、斜に構えて見るという姿勢もぼくは大好きだけど、その中で“何が学べて、何が受け容れられているのか?”を見ていくのは、なかなか楽しいものがあります。

他のサービスについても、いくつか見てみようとも思っています。参考にしているのは、こちらの本ですね。

あ、あとぼくもすごく地味にですが、「インスタ+メルカリ」を使った個人書店を始めました。

始めましたと言っても、ぼくが読んだ本を誰かに譲って小さな「読書コミュ」を作っていきたい…と思ってるだけなんですけどね。

売りたいわけではなく、本を媒介として人を知っていきたい。それが、さらによい本に繋がっていくと思ってるんです。

今年は、今まで生きてきた中で、一番本を読んでいる1年だなぁと思っています。

また、アナウンスしますね。

いい本は、何冊あってもいいし、それを会った人にあげたりもできるから、常にブックオフとかで目を光らせて仕込みをしてるんですよね。

読みたい本も、読んで欲しい本も、たくさんある人生は豊かだ。

それでは!

 *

今日の一曲

スガシカオさんのこの曲です。

ラジオで流れてきたので、メモしておきました。もう、この曲名と同じようなことをずっと、ずっと言い続けていきたいな、と思っています。

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11月11日(水)

朝、6時に起床。

Apple Watchの振動で目を覚ます。

今週は、仕事を珍しく22時を過ぎまでやっていたり、ちょっとやることにケリをつけたい気持ちもあって、がんばっているから、若干、身体が重い。よく寝ることだ。

起きて、瞑想を5分。この習慣は、この時間にしかできないこと。大事にしよう。

6時半には、外へ散歩に出る。

冬の空気だ。冷え込んできたけど、天気がよい分気持ちいい朝。

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今年の成功した習慣化は、どう考えてもこの「朝の散歩」だと思う。

1年366日(オリンピックうるう年だから1日多い)の中で、200日以上を歩いていると、やっぱりコンディションはよくなる。

それ以外にジム通いとか特別な運動はせずとも心身の健康を維持できている。コストをかけないし、時間がかかる分、じんわり心身に効いている気がする。

帰ってきてからコーヒーを淹れて、妻を見送る。娘の幼稚園の支度をして、朝ご飯には、前日の鶏団子のスープと、パンをトーストして食べる。

娘を幼稚園に送っていき、自分は出社。通勤時間にnoteをiPhoneからアップする。

昼12時半に、大事なミーティングがあったので、それに合わせてもろもろ確認作業。

今週は今期で一番、エクセルとにらめっこしている。目が疲れる。

ミーティング無事に終わり、昼は、恵比寿のアトレでサラダランチ。一階の猿田彦珈琲でも寄って、テイクアウトのエチオピア。

猿田彦も今、ドリップメニューを絞っているらしく、ストレートは3種類くらい。

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午後は、ミーティングで修正のあった部分をなおしたり、やるべき細かい作業をこなしたりする。

こういう時にはとにかく書き出して、上から、頭使わずに一個一個やるに限る。

そこに思考が入り込んだり、別の関心事がでてきたりすると、容易に流れるからできるだけ個室とかで波の音でも聴きながらやるのがちょうどいい。

そこまで遅くならずに、19時くらいに上がる。

帰宅して、夕飯は、妻が作ってくれた野菜いっぱいのミルクスープと、エビチリとご飯。チリソースの粗みじんタマネギが甘くて歯ごたえあって好き。

夕飯の後はぐったり疲れもあって、すぐにお風呂に入って、就寝準備。Kindleで本を読んでいたけど、わりとすぐに寝入った気がする。

読んでいたのは、こちらの本。

山場が続くけど、全体のスタイルは崩さずに維持できていて偉いと思う。

俺偉い。

ぼくも誰かの応援をしようと思います!