革のワークショップへ参加してみた
TOBICHIへ来た。
今年何度目かの。
展示や、イベント、ワークショップ。
いつ来ても、なにやらおもしろそうなことをしている、ちいさな場所。
今日は、朝から早起きして、
10時からの「革のワークショップ」に参加してきた。革のベルトを作る時間だ。
まずは、革の側面、コバを磨く工程からスタート。参加者は、4名。女性が3名だった。こうしたイベントは女性の方が好むのだろうか。
事前のアンケートで、
ベルトの色と、幅について、
ブラウンの40センチと回答していたので、その材料を手渡される。
ほぼ時間通りにスタートし、黙々と磨く。
指に巻いたティーシャツのハギレを丹念に動かして、ベルトの側面部分をゴシゴシゴシゴシ。
その間に、刻印する文字がある人は個別でアルファベットを伝えて、印判を温めて準てもらえる。ぼくは、アルファベットと聞いてきたから、ブランド名の「entoan」か「HOBONICHI」がよいかと思っていた。
でも、せっかくのじぶんだけのベルトであれば、本当に好きな「1101」の文字がよいと思った。ぱっと見、意味がわからない方が良さそうだと直感で思ったし、ここのところこういうただ無心の時間を過ごしていなかったから、とても気分が良かった。
刻印は、かなりちいさな文字になるものの、数字にすることに決めた。
とてもちいさな“1101”(イトイ)の4桁。
先週、株主ミーティングに参加してきて、ああもう20周年なんだな、と思い、
学生の頃からはじまったこの数字とのお付き合いも、もう15年くらいほどになるのかと思った。
ゆったりと革と向き合った時間。
好きなものを、好きでいてよかったなあと、しみじみ思ったりする12月の初日。
気持ちの中ではまだ、師は走ってはいないみたいだ。
ぼくも誰かの応援をしようと思います!