カレーの学校同窓会へ向けてブレンドを作る
気が早いような気もするけど、来月1月は少しずつ近づいてきている。
なんとなくまだ先のような感じがするのは、
年末年始という儀式が目隠ししているからだ。
1年のはじまりは、たしかに神聖なものではあるのかもしれない。ただ、何度か書いているように目隠しをとると、それは単にひと月の終わりとはじまりに過ぎないとも言える。そこに少し長めのおやすみがちょんと乗せられるのだ。
で、何が言いたいのかというと、
カレーの学校というコンテンツがある。
もちろん、主催はほぼ日である。
第5期の受講生だったぼくは、喫茶店のカレーについて普段よりさらに意識的に考えるようになった。カレーとともに多くの人が注文するであろう、その店のコーヒーについてである。
来月1月13日には、
そのカレーの学校に通った約10期の受講生を対象に、同窓会なるものが開かれる。
人数にして、約400名ほど。
ただ、全国から集まってきた母数でもあるので、さすがに当日全員集合なわけではなく、およそ1/3くらいか、100人は超えるだろうと思う。
そしてなんと、その場でぼくは、
コーヒーを淹れることになったのだ。
これまでに二度、カレーの学校のイベントでコーヒーを淹れてきた。他にももっとお店としてコーヒーを淹れている人はいるのだろうと思うのだけど、やっぱりそこはカレーのガウンということもあって、カレーとかスパイスに関心の強い人が多い。ぼくのようなコーヒープレイヤーは少ないようだ。
前回の様子。
食器は、aeruさんからレンタルを敢行した。
これまでは、お店で調達した豆で対応していたのだが、先日じぶんでも焙煎に挑戦したこともあって、今回は一歩進んで、オリジナルのブレンドを作ってみたいと思った。
カレーに合うブレンド…うーん。
当日は、カレーはもちろん、その他のおかずや、スウィーツなども提供される予定で、わざわざカレーとの相性を吟味しながら飲む人が多いとは思えない。
それよりは、同窓会として集まったその場所で、あまたあるメニューの中から、コーヒーを選び、コーヒー片手におしゃべりしたり、スパイスや油などで居心地のわるい口をリフレッシュできるような存在になれたらいいなと思う。
ぼくもコーヒー好きとして、いろんなイベントでコーヒーを飲む。その時のブレンドやこだわりの一杯というものはあるが、印象に残るかというと…?だ。
それはコーヒー屋さんのせいではない。
食べ物や他の飲み物(特にアルコール)が原因だ。
喫茶店でゆったりと腰を落ち着けて味わうつもりで飲む一杯とはわけが違う。
今回は、3つのことにこだわりたいと思う。
・カフェインが苦手な方向けにも出せる一杯
・飲みたい時に(そんなに)待たずに飲める一杯
・コーヒー片手におしゃべりを楽しめる一杯
イベントの中でぼくが思う、理想の在り方だ。
もちろんお店で飲む一杯はもっと味わいにフォーカスしたいもの。基本スタンディングだし、ほかの食材や美味しいものを食べた後ということも加味して、その場にあった一杯を提供したいと思う。
そんなわけで、来週には、
このあたりを相談しに近所の相談役のところへ行ってくる。ブレンドもこちらで作る予定だ。
好きなことをちゃんと愛でていると、
人は生きていける。
ああ、愛でていたい。愛でていたい。
ぼくも誰かの応援をしようと思います!