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Cisco Webex Meetings[ビデオ通話ツール比較4]

この記事は、一学生が体験し評価したものをまとめつつ、個人の感想を書いたものである。間違った意見など多分に含まれる可能性があることを承知の上閲覧してほしい。

はじめに

皆さんこんにちは。学部一年の髙橋です。

今回は、ネットワーク機器メーカとして名高いCiscoのウェブミーティングシステム「Webex Meeting」について、一学生の個人的な使用感、感想を書いていこうと思う。

Webex Meetingについて

前述の通り、Webex Meetingはコンピュータネットワーク機器メーカのCiscoが開発した企業向けウェブミーティングソフトウェアである。公式サイトのリンクを貼っておくので、見てみてほしい。

使用感・感想

早速だが、私見を述べていこうと思う。

※このアプリは実際にサークルで使用したわけではなく、私が授業で使用した際の使用感をまとめたものである。私個人の意見である点をご留意いただきたい。

1、人数制限
非常に少ない。zoomとの一番の差異の一つ。ビジネスプラン(最高課金プラン (2980円/月))でも最大200人しか入れない。zoomは2700円/月で300人(オプションで+1000人まで可能))あることを考えると、Webex運用の際は使用スタイルを考える必要がある。(詳細は後述)

2、機能面
評価としては良いとも悪いとも言えない。いい点もあれば悪い点もある、そんな感じだ。

まずは良い点から。
・zoomでは初期設定を変更しなければ使えない機能も、Webexでは最初から使用できた。(リモート操作、アンケート等)
・役割の割り振りができた。(主催者、プレゼンタ、メモ担当者、クローズドキャプション担当者) 役割も見やすく、会議が迷走するのを防げるだろう。
・会議端末にアプリ等を介さず直接接続できる点は企業視点では使いやすいポイントだと思う。ここは天下のCisco、商売がうまいところだ。会議用のディスプレイやホワイトボードが、公式サイトに紹介されているので使用したい方は見ていただきたい。

次に悪い点。
・機能の使用者が限られるからだろうが、ミーティング中の名前変更ができないのはマイナスポイントだった。ミーティング終了後もWebからしか名前を変更できないのも痛い。

3、UI・デザイン
すっきりしていて見やすいデザインになっている。また、スケジュールを設定していれば一目で将来のミーティングが把握できるのも使いやすいポイントだ。
細かい点だが、画面共有時にチャットの内容が通知されるのはホスト的にはありがたいと思う。

4、総評
このアプリはzoomと似ているようで全く違うソフトウェアである。「開発会社が違う」とか、そういう話ではない。想定された使用スタイル、そのものが大きく異なるのである。zoomは「完全なオンラインでのミーティング」を想定して作られたものであるが、Webexは「離れた複数地点での会議をつなげる」ことを想定してある。
おそらく想定された使用スタイルは、「東京と大阪で5人ずつ、合計10人での会議を開く」というものである。人数制限が少ないのは「一つの画面を複数人で見る」ことを想定したからであろう。

まとめ

ここまでをまとめる。
1、『大人数で完全オンラインでの使用はお勧めできない』
2、『「少人数」または「一つの端末に複数人が集まる」状況であれば、zoomより使いやすいかもしれない』
以上2点である。

授業で使うのは難しいと感じた。遠距離での合同会議を開く際に使用するのが良いかもしれない。

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