小さな怖い話3つ
◯◯町の蕎麦屋に座敷わらしが出るという。
女将さんが仕込みをしていると、
二階でトントントンという子供のもののような軽い足音がする。
暗い二階を覗いたら、誰もいなかった。
座敷わらしと言うことにしておいた方が、怖くなさそうだ。。。
高校時代の同級生に寺の娘がいた。
その子の話では、夜に境内を箒で掃く物音がすると
それからまもなく葬式が入るという。
高校時代の同級生の家の話。
お盆の入りには、まず虫が来る。
それは立派なカマキリだったり、きれいな模様のカミキリムシだったり。
追い払っても追い払っても、家の中に入ってくる。
そして、その夜、誰もいない仏間でお輪が鳴る。
虫の背中に乗って帰ってきたのかな?
誰が?
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この「怖い話」は、會津蔵武のカウンターできいた話です。話してくれた友人、お客さんからは、掲載や怪談としての発表の許可をいただいています。
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