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仲良くする力は立派な能力なんです。

2021年が明けてもう2月ですが、いかがお過ごしですか。

本ページを訪れてくださり、ありがとうございます。本記事は、米国のオレゴン州・ワシントン州など北西部を中心に毎月発行されている日系紙「ゆうやけ新聞」に連載中のコラム『第8スタジオ』からの転載(加筆含む)です。1記事200円の入場料をいただきます。定期購読のマガジンは1000円。ひと月に1度のペースで配信(現時点で終了予定はありません)。継続して読みたい方、さかのぼってマガジン内の過去記事を自由に読みたい方はマガジン購入がお得です。本記事で、通算40本目となります。長く書いてこれたことに感謝しています。読者の皆様、ありがとうございます。

ワシントンDC暴動

1月は忘れがたい出来事がいくつか起こりました。1月6日、死者4名。

ワシントンDCの暴動には胸が痛みました。政治の転換への異議があろうとも、命を差し出すことに見合うとは個人的には思えないからです。

命を失うということは未来の時間喪失を意味します。やりたかったことも達成したかったこともたくさんあっただろうにそれが一瞬でなくなる。友達との時間も家族との時間もなくなる。

ただでさえ、新型コロナで命があることとないことの狭間を生きる現在の私たちは、その重みが余計にわかるはずなのになぜ、という気持ちになります。

アメリカの今を見たような気がしました。

非常に刹那的。非常に発散的。

そんなわけで、就任式がおこなわれた1月20日は私は家でじっとしていることに決めていました。

その日が終わった時、大きな混乱なく過ぎたことにほっとしました。

暴動、銃、人種、思想の違い、疫病。

明日も無事に生きていられるかわからないという不安と同居して暮らしながら、もうすぐで一年になろうとしています。


幸福感はどこから生まれてくる?

世界のGDPランキングで上位にいるかどうかが安全や安心とリンクしないことは明白ですが、幸せに生きるとはどういうことか考えさせられる毎日です。

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