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【怖いから走る先】

2006年に起業以来、発展させる事にまっしぐらで来た人生で、なんでそうしてきたかと言えば“何かが”怖かったから。

湧いてきたイメージに忠実に、新しいことにどんどん挑戦して、つまずきつつも次々とその時々関係団体から、成功を認められてきた現在。

その裏で、立ち止まったり、休んだりしていたら、世の中から置いていかれて貧乏になったり、周りには誰もいなくなって人生が終わるような、暗くて重いイメージが私を支配していたように感じていたと思う。

その漠然としたイメージが怖くて、いつも何かから追いかけられる夢をよくみていた。

夢から覚めてもイメージは残っていて、常に追いかけられていたように思う。

だから走る。

常にハードルを飛び越える。

目の前に無かったハードルも、作り出す。

起業してからの13年間だけではなく、振り返れば17歳になった日から追いかけられてきたそんな生活に、来年やっと区切りがつけられる。

セミリタイアの発想で、私は追いかけられてきた人生に終止符が打てる、と、この時湧き上がった“セミリタイア”という発想に安堵した。


年末に湧き上がった来年のイメージの2020年が新型コロナの影響で、まさか世界中“おとなしくする”毎日になるなんて。

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