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『自分だけは例外――そう思う思考方法を脱却したい』

こんにちは。
藍澤誠/Jの先生です。

妻から「スマホは見る見ないに関わらず、そばにあるだけで集中力を低下させるらしいよ」と聞きました。たしかに心の中でスマホの存在を感じて、「SNSやネットにアクセスしないという振る舞いをしている」という意味で気にしています。

冒頭の情報に触れた時の私の最初のリアクションは「オレはスマホなんてなくても平気だぜ」寄りのスタンスでした。つまり「自分だけは例外で、スマホがあっても集中力は保てる」というような気持ちになりかけました。

でも・・・物理的法則や生理現象から自分だけは逃れられると考えるのはおかしなことなので、ためしに「スマホを物理的に遠ざける」ということをさっそくしてみました。

具体的に言うと、仕事がある日はスマホを仕事場にいつも置いて帰り、夜の21:30~午前8:30までの11時間は、スマホがそばにない生活をするようにしてみました。

◎スマホがなくても不便でなかったこと
・明日のスケジュールの確認→仕事を終える時点ですればいい
・目覚ましのアラーム→時計で代用
・朝一番の仕事の連絡のやり取り→仕事に行く時間を30分早めればいい
・緊急な連絡→ここ数十年、そんな連絡1度もない。
・SNS見られない→夜に見なくちゃいけない理由はない
・SNS更新できない→朝にやればいい
・スマホで遊べない→特に絶対やりたい遊びがあるわけでもない
・YouTubeに動画をアップできない→仕事場のWi-fiの方が速い
・サッカーの動画分析ができない→夜にやらなくちゃいけない理由はない
・調べたい! と思ったことが即座に調べられない→パソコンで調べればいい
・Amazonなどの買い物ができない→夜に買い物をしなくちゃいけない理由はない

緊急な連絡(それも家族が事故にあったとか急な病気になったとか以外はおもいつかない)以外は、「スマホがなくちゃ困る」ということはまったくありません。その連絡も私ではなく、妻のスマホに連絡があれば済む話ですし、仕事場まで歩いて5分ぐらいなので、どうしても必要なら取りに戻ればいい。

「スマホが仕事場でもないと困る」のですが(仕事場でやめたことがないので、本当に困るのかわかりませんが)仕事場から家に帰ってきて、家からまた仕事場に行く間に、スマホがあった方がいい理由はゼロでした

SNSに触れることが可能性として閉ざされているのは、すごくシンプルな状態で、心のどこかで「我慢する」ということをしなくて済みます。

たった今もパソコンでnoteを書いているのだから、インターネットやSNSにアクセスしようと思えばいくらでもできるのですが、なぜかパソコンに関しては「創作&仕事専用」の機械、そしてiPadに関しては「お絵描きと動画編集専用」の道具としてしか使っていないし、SNSにアクセスしたいとなぜか心の底から思わないので(変な部分で潔癖というか徹底している)、SNSを必要以上に観たり、ダラダラと動画や記事を観たり買い物をしたりしたくなるということはまったくありません。

おそらくスマホを自由な用途に使っている分、パソコンは「創作&仕事専用デバイス」になっていき、それが習慣化したのだと思われます。もしSNSにパソコンやiPadを使っていたら、執筆活動やイラストを描くのが家でできなくなってしまうのですが、それはそれで良いような気もしてきました

スマホのお手軽さとSNSへのアクセスのしたさは、思ったよりも強く心のどこかに根付いていたし、数回の実験で、スマホを完全に遠ざけることで集中力が格段に上がることを理解したので、必要に応じてスマホをわざと仕事場へ置いてくるということを続けたいと思いました。


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