地元生産加工商品と就労支援商品


皆さんは『エシカル消費』という言葉をご存知でしょうか?


エシカル消費とは


エシカル』を直訳すると『倫理的』になります
つまり、法的縛りがなくても、多くの人が正しいと感じること
本来人間が持つ良心から発生した社会的規範のことを指します

ちょっと抽象的でわかりにくいかも知れませんが
例を挙げると

・人間の独断による森林伐採
・途上国に住んでいる人たちの過酷な労働環境や児童労働などが挙げられます

自然による恵みの恩恵を受けて、僕たちの暮らしはなりっていいます。
もはや生活をする上で欠かせない恵みではありますが、
元々の生態系を途絶えさせてしまう程の
消費はあってはいけません。

また生まれた国が違うだけで
まだ幼い子供が学校へも行かず朝から晩まで
劣悪な環境下で労働をせざる負えないあまりにも
不公正な現状がこの世界にあることも事実です。

エシカル消費
とは一消費者である私たち一人一人が
そういった背景をしっかりと知り、考え
消費行動を考えていくことでそういった不公正をなくすことが出来るという考えの元消費行動を見直していくことだと

僕は考えております。


その中でもより短かなで第一歩として
地域経済や働き手を応援することが出来る

地元生産加工商品』と『就労支援商品

について書きたいとお思います。

地元生産加工商品とは


同じ地域内の素材を使い加工することになります。
原則として、同じ地域内で(県境をまたぐが生活圏が同じ場所も含む)
2つ以上の工程(主に生産と加工)が同じ地域で行われた商品のことを言います。


・地元で取れたぶどうを地元の酒造が作ったワイン
・地元の漁港で水揚げされた魚を使って地元の食品加工会社が作った練り物
などです。


次に就労者支援商品とは


障害者が主体となって生産に関わっている商品又は
社会復帰を目指しているなど就労困難者が
作っている商品のことを指します。


地元生産加工商品と就労者支援商品の概要はこんな感じです。
ではなぜそれらを選ぶことでエシカル消費に繋がるのかについて
説明したいと思います。

地元生産加工商品がエシカル消費に繋がる理由


1、地域経済を活性化出来る

地域内で生産加工を行えば地元で循環するお金を増やすことができ、地域経済の活性化につながります。

イギリスで行われたある調査によると
地元の企業に対して消費者から支払われたお金の場合約76%が再び地元に投資されました。
一方で地域外に拠点を置く全国チェーンの企業などに消費者から支払われたお金が地元に再投資される割合はわずか36%にまで落ち込むそうです。

こういったように、地域内で生産や加工を行う場合とそうでない場合とでは
地域で循環するお金の量が違います。


2、地域の雇用を生み出すことが出来る

地域内で生産や加工を行えば、必然的にその地域で仕事が生まれ
雇用を生み出すことになります。
地域内で雇用を生み出す事は、人口減少や局地的な少子高齢化の
緩和にもつながります。

地元生産加工品を選ぶという事は、こうした地域の問題解決の糸口にもなります。

3、温室効果ガスを削減することが出来る
一定の地域内で生産や加工を行う場合、ものの移動距離が短くなるため、
輸送や保冷などにかかるエネルギー量が減り、地球温暖化の原因となる温室効果ガス
の発生を減らすことにつながります。


就労支援商品がエシカル消費になる理由

4、障がい者や社会復帰を目指す方の雇用を生み出すことが出来る

にたような商品でも、就労支援商品を意識して選ぶ事で
そこに需要が生まれます。
そんな中で社会復帰への足がかりになったり、就労困難な方々へ配慮した
雇用を憂い出すことが出来るのです。

最後に


こういったような、より身近な選択の中でも
考え選ぶことで誰かの為になったり、もちろん自分自身のためになる
消費行動をとることができます。
一人一人の一瞬一瞬を積み重ねることで大きな変化に繋がると
考え今回の記事を
UPさせていただきました、最後まで読んでいただいたあなたがエシカル消費について
少しでも興味を持つきっかけに慣れれば幸いです。

参考にさせていただいた記事
https://ideasforgood.jp/2020/08/14/localgoods/


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