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愛しい個人情報

先日また一つ歳をとった。
本当に幸せなことに私がただ歳をとっただけなのに「おめでとう」とわざわざメッセージをくれる人たちが周りにいることにとても感謝したい。今回は全世界にありがとうを言いたいって話。

誕生日の一日は大袈裟だけど"生きててよかった!""存在を認知してもらってる!"と思える一日。普段無い自己肯定感が爆上がりする。

FacebookやLINE、Instagramを通じてご無沙汰な友達の方から連絡がもらえる特別な日。

最近よく活動してるTwitterの趣味アカウントでは、個人情報でもあるし、誕生日を公開設定していなかったのだけど、誕生日終わって気分が良くなったのか自己満的に「昨日が誕生日だった」とツイートしてみた。
全然ツイートに反応もらえなくても良かったし、3人くらい「おめでとう」ってメッセージくれたら嬉しいな〜なんて淡く思っていた。

そんな報告程度の気持ちでツイートした理由は、自分もそろそろ大人な年齢になってきたし、いい歳した大人がまだ誕生日なんかで騒いだツイートしてるのか?!なんて思われたくない、、、恥ずかしい、、、と周囲からどう思われるかを気にしてしまったから。

実際わたしも #(自分の名前)爆誕 みたいなハッシュタグを自ら使ってる年上の人を嘲笑してしまったし、イタいなって思ったところだったのもあり、なんだか気が進まなかった。(こんな風にズレた人間になりたくないなぁ...)

朝に「誕生日だった」ツイートを投下してから出社し、仕事してるとスマホが短く震え、青い鳥のアイコン通知が画面に映った。
普段深く交流している人たちだけでなく、浅く交流している人たちまでもメッセージをくれることが、わたしの予想をいい意味で裏切り、素直にとても嬉しかった☺︎ 

顔もよく知らないTwitterの世界の方からの何気ないメッセージがこんなにもわたしの機嫌を良くしてくれるとは思わなかった。こりゃ、Twitterはまる人いるよね。

仕事が忙しかったので夜にまとめて返信をすると、そのスレッドに気づいた優しいフォロワーさんが次々にメッセージをくれて、、、というのが2日、3日くらい続いた。

まさに毎日が誕生日。毎日がスペシャル。


大学生の時、Facebookの通知に出てきたお誕生日の友達に「おめでとう!」ってほぼ欠かさずメッセージをしていた時を思い出す。またやってみようかなぁ。

やっぱり自分がされて嬉しいことは他の誰かに還元したいと個人的には思うし、大好きな友達だけじゃなくて現時点で浅い付き合いの友達にも芽生えかけの友情に水をやるといつの間にか成長してるかもしれない。

まあ、たらればなんですけどね。
社会人になって”コネクションの大切さ"に気づけるようになったっていうのもあるかもしれない。

...って言っても結局は全て自分のためなんだけどね、
自分の人生をさらに豊かにするにはどうしたって自分以外の誰かの存在が必要だし、これも人生における選択肢を増やすためだと思っている。
うん、自分のためだな。

世界には78億の人口がいるわけだしね(今日時点で)。死ぬまでに一体何人の人と出会えるんだろうなー、なんて考える深夜。


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