子:玉子焼きはオレンジ色

ほぼ毎日。

玉子焼きを作り続けて、5年が経ちました。

我が家の玉子焼きはオレンジ色です。

今日は、子育てで悩んだことを書きます。

息子(5歳)は、食べ物に対しての警戒心が非常に強いです。

赤ちゃんのときは、離乳食を割りと何でも食べてくれたのですが、1歳過ぎから食の幅がぐっと狭まりました。

(↓ごめんなさい。ここからネガティブワード続出します。)

息子が昼寝中、幼児食のレシピ片手に、食事の準備するも惨敗。
食器やぬいぐるみで気を引く作戦も失敗。
絵本やままごとで、興味をもってもらうも、実際の食事になると、拒否。。
最終手段で、無理矢理食べさせるも、嗚咽。
一緒に育てた野菜に自ら挑戦したが、嗚咽。

母、自己嫌悪。
諦めて同じ物を食べ続ける毎日。
息子と二人の食事が辛い。
外食に行けない。
他のお母さんと「今日の夕飯何にしよう?」みたいな会話ができない。
検診では順調に成長しているし、大丈夫だよと自分に言い聞かせるも、 時々涙が止まらない。
信頼できる人に相談するとなだめてもらえるけど、解決策が見つからない。


中でも、野菜が壊滅的でした。

そしてたどり着いたのが、人参入りの玉子焼きです。

卵が好きだったので、最初は、こっそりすりおろして入れていました。


今は、息子が好きな高野豆腐と人参を一緒に煮て、高野豆腐はそのまま、人参はフォークで潰して人参入り玉子焼きにして食べています。

そんなわけで、我が家の玉子焼きはオレンジ色です。
今では人参を入れた方がしっとりして、美味しいと感じます。

ホットケーキも同じ理由で、オレンジ色でした。

当時は、深刻に悩んでいたので、偏食のお子さんを育てるブログもよく読んでいました。

そして、感覚過敏症を疑いつつも、「時間が解決する」を信じて、食事を作り続けてきました。

幼稚園に入り、社会性が育つ中で、食の幅が少しずつ広がってきました。

りんごが食べられるようになった日は、心の中で泣きました。

子供の成長を信じて、時間を味方につける。
要は忍耐。

シンプルだけど、これがなかなか大変です。

これからも、肩の力を抜きつつ頑張ります。