イラスト映画批評【イエスマン83点】ジム・キャリー出演
作品データー
2008年/アメリカ/104分『イエスマン』
Yes man
監督:ペイトン・リード
脚本:ニコラス・ストーラー/ジャレッド・ポール/アンドリュー・モーゲル
撮影:ロバート・D・イェーマン
出演:ジム・キャリー/テレンス・スタンプ/ズーイー・デシャネル
予告編動画
解説
人生において常に「ノー」を連発してきた後ろ向きな男が、どんなときでも「イエス」と言うルールを自分に課したことから騒動が巻き起こるコメディー。すべてに「イエス」と言ったらどうなるかを実際に試してみた、BBCラジオディレクターの体験実話が基になっている。主人公のカールを『ナンバー23』のジム・キャリーが演じ、彼に惹(ひ)かれる女性アリソンを『ハプニング』のゾーイ・デシャネルが演じる。コメディー王ジム・キャリーが見せる、笑いあり、涙ありのポジティブ・ストーリーを楽しみたい。
あらすじ
仕事でもプライベートでも「ノー」を連発し、親友の婚約パーティーまですっぽかしてしまう後ろ向き男カール(ジム・キャリー)。生き方を変えようと決心した彼は、いつどんなときも「イエス」と言うルールを自分に課す。その結果、偶然知り合ったアリソン(ゾーイ・デシャネル)から好意を持たれるなど、運気を上げていくカールだったが……。
感想
イエスは人生を楽しむ魔法の言葉?
この映画は見る人に「あなたは人生楽しんでる?」と人生観を問われている。
人は新しいことに挑戦したり変化することを面倒に感じたり恐れるようになる。
「あ〜恋人欲しいけど、出会いの場に行って恥かくの嫌だな〜」
「友達から遊びに誘われたけどメンドくさいな〜」
あなたもこう思ったことはあるはずだ。
しかし何も新しいことに挑戦しない日々が続くと映画「イエスマン」の主人公のように引きこもりの生活を送ることになる。
果たして引きこもりの生活は自分にとって望んでいることなのか?
引きこもりの生活は人と接することが少ないので失敗することもなく、女の子に振られて傷つくこともない。しかしあまりにも孤独で寂しい人生を送ることになるだろう。
では、引きこもりの自分を変えるのにどうすればいいのか?そのいいヒントを与えてくれるのがこの映画だ。
映画の答えは「何でもかんでもイエスといえ」だ。
主人公がどうなったのかは見てからのお楽しみに。
筆者がなんでもイエスと答えたらどうなった?
この映画を見てから筆者も積極的に人からの誘いに乗ってみようと思った。
そしたら気づいたことがある。なかなか簡単にイエスと言えない自分がいる。
男「デートいこうよ」
筆者「そ、そうだね(え?メンドくさいな・・・)」
この人とのデート行っても時間の無駄になるんじゃないかな?など考えてしまうのだ。
また自動的に人からの誘いを「え?いいよ〜」と誘いを断っている自分にも気が付いた。
自動的に答えていたとは・・・物事をよくも考えずに決断を下していたのだ。
この実験をするにあたってイエスと言いづらいと思ったときに、なんで自分は素直にイエスと言えないのかを考えるキッカケになった。
そして意識するようになってから少しずつだが、人と会って新しい出会いが増えた。新しい出会いは傷つくこともあるが新しい価値観を知ることができ、自分の考え方が変わった気がする。
映画「イエスマン」の主人公が自分と真反対の女性と出会ってどんどん変わっていくのがよくわかる。
人との出会いで人間は大きく変わっていくのだ。
あなたもゲームだと思って筆者のように挑戦してはいかがだろうか?意外と面白い発見があるかもしれない。
評価
映画「イエスマン」83点
goodpoint
速いテンポで映画が展開されていくので、最後まで飽きずに見れる
ネガティブな男性が明るい人間になり人生が好転していく様は見ていて気持ちがいい
ジム・キャリーの顔芸が面白い
人生について考えさせられる
badpoint
よくある話
今回の減点ポイントとして
よくある話かもな〜と思ったのでマイナスにさせてもらった。しかし見ていてポジティブになるいい映画なので見て損はない。
映画「イエスマン」の名言
人生は大きな遊び場。子供の頃はみんな知っているのに大人になる過程で忘れてしまう
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