見出し画像

人は「豊か」にしかなれない

今日ある社長さんとお話しをしていました。

「しずく、
 この世で一番汚いものは
 なんだか知ってるか?」

「それはな、銀行だ。」


会社創設当初の
一番お金が必要で一番お金がない時期。
要するに、一番助けがほしい時期。

そんなときに、
銀行はお金を貸してくれないし
見向きもしてくれないと。

にも関わらず、

会社がお金を持つようになると
お金を借りてくださいと
向こうから頭を下げてくるようになると。



「銀行」「お金」という
分かりやすいワードで話をしたけど
そこに囚われないで
本質的な部分を聞いてほしくて。

( 実際に、銀行がこの世で一番汚いものか
 そうじゃないのかという話はどうでもいい )


さっちゃんやパールちゃんもやってる
「半年100万貸してください」の企画。

半年100万貸してくれたら
その半年間ありとあらゆるサービスや商品を
プレゼントするという、あの企画。

もちろん
「貸す」だから「返す」という約束で
100万円は、綺麗ピッタリ返ってくる。



物理次元の一視点から見れば、

貸す側は、
実質タダでプレゼントがもらえる(増える)
借りる側は、
実質有料でプレゼントを渡す(減る)

この視点に囚われていた私は
この企画の意味がさっぱりわからなかった。



でもね、社長のおかげで話が繋がった。


「お金を借りる」という
「多馬力」を使うことで
さらに自らが「拡大」することができる。

お金を貸していただくことで
結果的にさらに自分自身も儲けになる。

要するに、
"" 力を借していただいたおかげで
 更なる飛躍に繋がりました、ありがとう ""

だった。

これが「多馬力」であり
これが「助け合い」なんだって、
肚落ちして、また概念が書き変わった。


貸した側は、
物理的にも心もプレゼントがあって豊かになる
借りた側は、
物理的にも心も拡大して豊かになる

しかも、
ご縁という人脈、
悦びを分かち合う仲間という
豊かさもあるよね。

結果、
物理的にも心も損をする人なんて
誰一人としていなかったんだ。


その社長は
「好いた女に金を払わせる男なんて
 ぜったいに捨てろよ。」
とまで言い放っていたんだけど。笑

自分のモチベーションを上げてくれる
結果、仕事が上手く回り儲けに繋がる

そんな女性という存在に対する敬意だと
なんたる人格者なんだと、圧巻だった。
( 自分が小さすぎてみっともなくもなった )


お金払う払わない論争があるけど、
ここまでの敬意をもって払う男性は
まじでカッコ良いなって、心底おもった。

( 逆に、同じ「払う」という行為でも
 払ってやってんだから
 ってスタンスで払われるくらいなら
 全額わたしが払いますってなる )


内側の男性性と女性性に、
照らし合わせても同じ。
自分にお金を出し惜しみするということは
自分の豊かさを奪うということだった。

「豊かさとはなんですか?」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?