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映画の認識を変えた作品の話

昨日「ビッグフィッシュ」といういい映画を観ました、雨女です。
自分語り始めます。

皆さんはどんな映画が好きですか?
映画を観る目的はなんですか?

突然ですが今回は趣味の一つ、映画鑑賞についての1ページ目です。
年間100本に満たない程度の鑑賞数なので、趣味と言っていいものかわかりませんが、映画が好きです。

私が映画にハマったのは高校1年生の夏。
観賞用チケットを頂き、その時話題になっていた「アベンジャーズ:インフィニティウォー」を観たことが、映画にのめり込むきっかけでした。
そのまま見事にMCUにどハマりし、出演者を辿って映画を観るようになるうちに、洋画が大好きになっていました。

私は、アクション映画やファンタジー映画が好きで、ワイルドスピードやハリーポッターなどを観て、ワクワクできることが映画の価値である、と思っていました。
あとはラブロマンスやミュージカル、ドラマ調のもので涙を流すのも映画の良さだと思います。

本題に入ります。
今回のテーマは、そんな私が持つ映画の認識を変えた作品の話です。
今まで、MCUが好きなだけだった私が、映画鑑賞を趣味にするきっかけとなった作品についてです。

フレンチディスパッチとの出会い

私の映画観を変えた作品は
ウェス・アンダーソン監督の「フレンチディスパッチ」です。

もともと映画館の空気が好きで、フラッと立ち寄った時にフライヤーが目に止まり、鑑賞しました。

なにこれ…全然なんの話かわからなかった…
映画を観終えた時の最初の感想です。

まるで美術館に行った後のような、理解はできてないけどなんかすごくいい作品を観た、心が潤い満たされた気分になりました。

この初めての感覚が、映画に対する価値観を変えました。

映画を観る目的

たくさんの種類の映画があり、
笑いたいならコメディ、スッキリしたならアクション、泣きたいならドラマ、緊迫感はホラーなど、観賞後の気分は大きく変わります。

映画鑑賞に目的を持つ、感動したり、笑ったり、面白かったり、私はそれが当たり前に必要だと思っていました。
何かを汲み取る必要があるものだと。

批評家は、何かを得られる映画に価値を見出したがりますが、その必要はないのだと、フレンチディスパッチを見て気づかされました。

なんかいい。
映画館で過ごした時間がいいものだった。

これで十分だと感じました。
映画は教材ではなく芸術作品ですから。

ウェス・アンダーソン

フレンチディスパッチをきっかけに私は彼の作品のファンになりました。
映像作品としての美しさに魅了されています。
シンメトリー大好き、色合い大好き、カントリーミュージック大好きです。
フレンチディスパッチでは映像の形態までもを章によって変えていたことに度肝を抜かれました。
一本の映画で白黒もアニメーションも見るなんて。

「アステロイドシティ」ももちろん鑑賞しました。
予告の時点で、みんな大好きウェス色全開。

世界観は素晴らしかったです。
映像を楽しみました。
ホワイトシネクイントで観たので、劇場感と相性抜群でした。
でも、これまた内容が本当にわからなかった笑

ウェス作品の中では「ダージリン急行」が今の所1番好きです。
エイドリアン・ブロディがかっこいいです。
カントリーミュージックが最高です。
ボストンバッグでインド行きたくなります。

ダージリン急行

早くウェス作品を見切りたいですね。
初めて監督を意識するようになった人であり、映画の価値観を変えてくれた人であり、元彼との会話のきっかけになった人です。
最後はあんまり関係ないですね。

映画が好きな人が好き

映画が好きな人とは話が尽きません。
変な人が多くて、話していて楽しいです。
みんななにかしらのこだわりを持っているし、何しろウンチク好き。
結構頑固で独特の価値観を持ってる方も多い。
私も好きな映画を極めて尖りたいものです笑

映画好きの皆さん、ぜひおすすめ映画を教えて頂きたい。
まだまだ出会えていない素晴らしい映画がこの世には溢れるほどある。
こんなに幸せなことはありません。
観れば観るほど可能性も考え方も世界も膨らむ。映画は最高です。

映画の記事を書くのは、次とんでもない作品に出会った時か、シリーズものをまとめたくなった時ですかね。
ホラー苦手の私がシャイニングを見て興奮した話はいつか、映画音楽の話とまとめてしたいです。
フィルマークスもぜひよかったら覗いてください。

今日はテレビで4度目のSING2を。ではまた。



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