[話題]水曜日のダウンタウン(2/14放送回)を視聴した話
こんにちは。予定をたくさん入れていた2月後半が軒並み雨予報…雨女です。
自分語り始めます。
SNS依存症なので、トレンドに入る話題は善悪問わず基本目に入ってしまいます。
[話題]は最近沸騰している話題について個人的見解を勝手につらつら述べるページです。
この[話題]のページは基本長尺です。ご自愛ください。
今回のテーマ
「水曜日のダウンタウン(2/14放送回)を視聴した話」です。
ざっくりと番組の概要を説明すると、
2022年7月6日に同番組で放送された企画にてインタレスティングたけしさん(以下インたけさん)が出演した際に、視聴者から彼の吃音を指摘する声があがり、物議を醸しました。
2023年2月14日放送回では、その後の彼の心境を含む企画が放送されました。
2022年時の報道については以下の通りです。
今回の出演も放送前からかなり話題になっていたようで、多くの人が注目していたみたいです。
私が感じたことを
・障害を持つ方との関わり方について
・芸人という職業について
の二つの観点から述べたいと思います。
障害を持つ方との関わり方について
障害を持つ方と関わる機会って意外と少ないのでは。
実際、私は大学内で出会ったことがありません。
でも、小学校中学校の頃って、クラスや学年に何人かいたり、そういう学級を設けている学校があったりしませんでしたか?
幸いにも私の学校では、いじめや差別を見かけることはありませんでしたが、話題にのぼるということは、残念ながらどこかでそういうことが起きているのでしょう。
インたけさんのテレビ出演で指摘されたのも、その配慮だと伺えます。
私は、誰とでも分け隔てなく接する、が当たり前の正解だと考えています。
相手と1対1で関わる、それだけです。
第三者は、勝手に人を分類し勝手に差別化したがりますが、これは大きな間違いで、そしていつも勝手に意見を述べるのも第三者です。
NPO法人も、視聴者も、私も、吃音を持つ方も、その方と向き合う方も第三者です。
インたけさんと関わる人がインたけさんと向き合えばいいのであって、インたけさんの個性として吃音があるだけで、吃音者代表なわけでも、吃音者全員がインたけさんなわけでもないんですから。
これは障害を持つ方に限らずですね、国籍の違いや性別の違い、人と関わるときの鉄則だと思っています。
インたけさんが笑われてるから吃音者を笑っていいわけじゃない。
当たり前です。勝手に吃音者って括らないでください。
だから、逆に思うんです。
嫌な思いをした時に、あなたが悪いって障害を持つ人に対して言いにくい世の中になってませんか?
そこに関しては、同じ人間で、対等なので言っていいと思うんです。
それが障害者だからって理由で嫌だ、嫌いだ、一緒に居たくない、じゃないのに、我慢するべきだみたいなのは違うと思うんですよね。
確かに、手助けが必要な場合もあると思います。
でもそれも同じで、障害者だから助けるわけじゃなくて、困ってるから助けるっていう、誰に対しても同じ思いやりや気遣いだと思いませんか?
道がわからない人に行き方を教えてあげることと、目が不自由な方に肩を貸してあげることは同じことだと思うんです。
完全に話が逸れましたが、インたけさんがテレビに出ることでどうして吃音で苦しむ方に影響してしまうのかを考えた結果の、個人的見解です。
芸人という職業について
まずはこの放送で感激した、伊集院さんの切り抜きをご紹介
最高のコメントでしたね、SNSでも絶賛の嵐でした。
まさに吃音というコンプレックスを武器にお笑いをやっているインたけさんの背中を押すようなコメントでした。
インたけさんは、ドッキリの時におっしゃっていましたが、自分がネタをやることで、嫌な思いをする人がいるなら表舞台に立つべきではないのかもしれない、とテレビ出演をきっかけに葛藤をしていたようです。
ラーメンがマシマシマシマシになってしまったエピソードトーク、面白すぎませんでした?笑笑
コンプレックスを笑いに変える、それが芸人なんですよね、震えました。
多くの人に勇気を与えたのではないでしょうか。
さらにチャンス大城さんのこのお話には少し目が潤んでしまいました。
すごいことですよね。
芸人の力って、お笑いの力って偉大だなって、自分も辛い時とか悩んだ時にお笑いを見る人なので、ジーンときました。
水ダウはたまに炎上もしますが、こういった触れにくい話題にも突っ込んだ企画が多く、見応えがありますよね。
話は変わって、この放送のちょっと前に、ワイドナショーで芸人の王道"ハゲネタ"について言及していたことが話題になっていました。
私が小学生か中学生くらいの頃でしょうか、フットボールアワーのネタで、岩尾さんがお辞儀をした時に後藤さんのツッコミ、「ハゲとるやないか」が流行しました。
今思うと、ハゲブームでしたね笑
我が家の坪倉さんに、ブラックマヨネーズの小杉さん…みんないじられてたなぁ…笑
そんなハゲネタがBPO(放送倫理)に引っかかってしまう時代が来ました。
もちろんM-1敗者復活のシシガシラなんてハゲで3分のネタやってますからね、BPO案件ど真ん中!
私自身が女なので、ハゲ問題とはそんなに身近じゃなくて、言われて嫌なことなのか、笑っちゃいけないことなのかが自分に置き換えることができず、言及しにくいです。
ただ、水ダウの放送と合わせて考えてみると、本人がそれをネタに、武器にして笑ってもらいたいと望むなら、とやかくいう必要はないのではないかなと思います。
見てて不快だとかは、容姿蔑視だし、もはやハゲに失礼です。
面白くないのは、芸人個人の力量です。
ハゲっていうワードだけが一人歩きしちゃってるような気がします。
でも難しいのが、コンプレックスをネタにすることで、嫌な思いをする視聴者がいるならば、誰でも見れるようなテレビで放送するべきじゃないっていうポイントなんですよね、、、。
うーん、まだまだこの論争は続きそうです。
まぁしかし芸人という職業は本当に素晴らしい職業だと思います。
人を笑わせることだけを必死に考えてるなんて、すごくないですか。
私がお笑い芸人を好きな理由も芸人になりたい理由もここにあります。
これは追々どこかのページで書けたらいいなと思ってます。
結論
障害を持つ方との関わり方、芸人という職業、の二つの観点から個人的見解を述べましたが、結論は「目の前の人と偏見なく1人の人として向き合ってほしい」です。
インたけさんが吃音者だから笑っちゃいけない、吃音者だからインたけさんと同じように笑っていい。
ではなくて
インたけさんは芸人だからそれが面白かったら笑っていい、目の前にいる障害を持つ方はその人の個性があるからその人と向き合えばいい。
テレビがハゲを笑ってるから街中のハゲをいじっていい、ハゲが可哀想だから芸人はハゲネタをやめろ。
ではなくて
ハゲてる人全員を笑っていい訳じゃないし、そもそも芸人ってハゲてるから面白い訳じゃないですからね。
前提として、芸能人と一般人は同じじゃありませんし、友人Aと友人Bだって同じじゃないですし、やっぱり自分の尺度で判断せずに目の前の人と向き合うっていうのが自分の中での答えです。
少なくとも私はそうやって生きてきたし、これからもそうします。
長尺お付き合いいただきありがとうございます。
私ならこんなに長い個人的見解は読みません。
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