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未来の「教室」はまだ想像できないけれど

Day19 自分があまり賛成できない常識

「書く習慣」1か月チャレンジ

「常識」とは・・・?今の時代は、「常識」もすごいスピードで変化していっているんだろうなと思う。今回は、教育現場で働いていて思うことについて書こうかなと思う。それは、

「みんなで同じことを同じように教室で学習する」ということ

これは、「賛成できない常識」というよりも、そろそろ限界が近づいているのではないかという「常識」、というかなんというか。

心の奥底で、何十人もの子ども達を同じ箱(教室)の中に押し込んで、みんな前を向かせて同じ学習をさせることに限界を感じている。

数年前までは、「ちゃんとさせなきゃ」ということを考え、なんとか主任のクラスについていこう!と、がむしゃらに働いていたけれど、

そもそも「ちゃんと」って何?みんな整然とそろっていること、同じペースで学習を進めること、個性的なあの子がどうにか、はみ出さないようにみんなと同じようにできるように配慮すること、しっかり指導をして立派な絵を仕上げさせること、返事や挨拶が揃うこと、時間を守れること・・・。

もちろん、その学年で学ぶべき内容は「学習指導要領」で決まっているし、基礎基本を習得させること、指導要領にのっとって多種多様な学びや経験を保証することは教師の役目だと思う。学習だけでなく、それ以上に「社会性」とか、人として大事なことを学ぶことも大切。「しつけ」という側面も担っていると思うし。みんなと一緒、同じことで安心する子どももいるし、大多数は「みんな一緒」に学ぶことで成長できると思う。

でも、どうしても苦しくなっちゃう子どももいること、「みんな」の枠にはハマれない子がいることも、この8年働いてきてよーくわかった。そもそも自分も子ども時代、周りにうまく「擬態」できていたけれど、「学校」や「みんな」という括りが苦しいときあったもん。

だから、「みんなちゃんと学校に来て、みんなで仲良くがんばろう!」と100%の気持ちで子どもたちに言えているかというと・・・NO。

ただ、わたしは「2024年もクラスみんなで力を合わせてがんばろう!」と黒板には新年のメッセージを書くだろうし、これからも「友達を大切に」と伝えるし、「みんなで力を合わせせよう!やればできる!」とこれからも伝えていく。

ただし、忘れないでほしい。
(自分が1番忘れてはいけない。)
学校だけがすべてじゃないよ、学校でみんなと同じように学ぶだけがすべてじゃないよ。

何かの研修で聞いたけれど、黒板に向かって机が並んでいて、子どもがみんな同じ方向を向いて先生の話を聞いている、いわゆる誰もがイメージしている「教室」の形、机の配置をとって授業をしている国は、日本とあと残りわずか数か国だけらしい。

もちろん、個別最適な学びや協働的な学びが進められ、タブレット学習によって授業スタイルが多少なりとも変わっていっているのは事実。

でも、まだ誰もがイメージする「教室での授業」をやっている時間が長い。すべての学び方、教え方が変わっている未来は、今のところ想像つかない。

今の形から脱却?した「教室」や「学校」が当たり前になる未来は来るのかな~。現実的に、今の先生1人で子ども達を30人も40人も見ていかなくてはいけないスタイルが続く以上、日本の教育スタイルが大きく変わるのは難しいだろうな~。

わたしは現場の「一教員」として目の前にいる子ども達に向き合っていくことが仕事だけど、そんな私でも「これからの教育はどうなっていくんだろう~」という制度的なことについて、いやでも思考を巡らせてしまいます。65歳まで今のような働き方、教え方、先生としての在り方で働けるのか、という漠然とした不安も含めて。

きっとこれからの数年、ないし十数年で教育現場の取り巻く環境や常識は、よくも悪くもどんどん変わってくるのだと思います。

ちょっと脱線するけど、ふと、この記事のトップ画像を選ぶときに思ったこと。ランドセル1つとって考えてみても、こんなにカラフルで多種多様な色が受け入れられる世の中になるとは思っていなかった!

自分の小学生時代を考えると、基本女子は「赤」で、「ピンク」を持っている子が「おしゃれだな~」って思っていた。男子は黒か青っぽかった。1人だけ緑色のランドセルを持っている子を見て、当時の私は「すごい個性的だな~」なんて思っていたもんね。

今は、性別なんて関係ない!自分が持ちたい色をそれぞれ選んでいる。水色、パープルあたりが女子の人気なのかな。もし自分が小学生だったら何色を選ぶだろう。

というか、「ランドセル」じゃなきゃダメということもなくなってきているわけだしね。


テーマとは、ずれてしまいましたが、

Day19 自分があまり賛成できない常識

「書く習慣」1か月チャレンジ

今は「当たり前」だけど、「これから変わっていくだろうな~」と思う学校のことについて言語化してみました。いつも以上にまとまりがなくて、とっ散らかっています&いろいろ書いてみたけれど、結局薄っぺらい内容になってしまいました💦

最後までお読みいただきありがとうございます。

「型にはめる教育」に限界は感じつつも、うまーく抜け道を作ってあげられるような関わり方をしながらひとまずこれからも教員を続けていきたいと思ってます。

簡単だけど難しい、「みんなちがってみんないい」「寛容さ」をもった人?先生?でいたいです。

おしまい。

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