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【AIと遊ぼう!】ChatGPTと数を数えるゲームをしてみた


#AIとやってみた

ChatGPTと会話していると「あれ、前提にしてたのと違うことを言うな」と思ったことがあるはずです。

例えば「あなたは幼女、語尾に【うえ~ん】をつけて」と指示しても、最初の数回は普通に応答するものの、ある時普通に返すようになる。

どこでその指示のカオスに突入してしまうのか、今回は簡単なゲームで追求してみた。

AIと数字を数えるゲームをしてみた。

今回検証したいことは「過去の会話をどこまで覚えているか」でした。
過去の会話を正しく参照できれば、設定を誤ることがないと考えたからです。

で、こんなゲームをします。

【ルール】
交互に手番が回ってきます。
自分の手番には【発番】か【質問】を行います。

【発番】数字と単語のセットを送る。数字は1からはじまります。整数のみで、直前に相手から発番された数より1大きい値を記載する。単語は十文字以下。
【質問】これまでに発番された数字を送る。質問されたプレイヤーはその数字とセットの単語を返し、さらに発番を行う。

これで、過去の発言が正しく参照できるのかを確認できます。
中断後はどの番号から継続するかなどの細かい振る舞いは未確定で「人間っぽく」なってしまっているものの、一旦これで検証しました。

ゲームの結果

うまく滑り出しました。
AIはこの手の理解の速さは人間よりも信頼できます。

ここからひたすら数字と単語をラリーします。

若干ルールの穴っぽいのを突いてきます。
「それ、なんでもありじゃん」という、いまのところ人間にしか理解できないツッコミをグッと堪えます。

数字が40を越えるくらいから、ひたすらこちらは番号だけを送ります。
この段階ではまだ大丈夫でした。

「その時」は突然に

テンポよくラリーしていると、突然その時は訪れました。

AIは49番目の単語をセットした段階で、嘘をつくようになりました。
ここから、どの番号を訊いても間違った情報を出すようになりました。

それも、セットされた単語からかけ離れた用語を出すようになり、正しく参照できているとは到底言えないようになりました。

たぶん、結果はバラバラになるが・・・

あまりに突然のタイミングだったので「毎回こうなる」とは言えないものですが、これは一つ面白い結果だと思います。

おそらくこのハッシュタグを見つけている人は、GPTの使い方くらい知っているひとが多いと思うので、ぜひ試してみてくださいな。



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