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魔法の実験

今日はちょっと真面目なことをかいてみたい気分

作り始めてからずーーーっと変わらずに感じていることは
ものには作る人の感情がのるということ

ここでさす”作る人”というのは、
私の今の商品でいうと、一着の服が出来上がるまでに関わったすべての人のこと 

量産を始めてからの服には私も認識していないほど多くの人が関わっていて
そのすべての人のエネルギーが間違いなく服に乗っていると思っている

数をたくさん作っても
どの一着もだれか一人のために作っている ということを認識してもらっているけれど、エネルギーはそれを意識したからといって同じになるわけではない

一着の服が人の手から手に渡って形になって、最後に私の元に届いたとき
ものに感じるエネルギーがある

例えば 同じ服が100着届いたとする
デザインが一緒で、関わった人も同じ100着だけど、

なぜか、一着一着違うエネルギーを纏っていたりする。

ずーーーーん。と重いもの
ふわふわと軽いもの
ふんっ!ってそっぽ向いてる子      、、、色々いる

そのばらばらのエネルギーを纏った服を最後に私がよしよしして、一人一人ご機嫌をとって、魔法をかけてから送り出す。
↑これを私の中で儀式と呼んでる。

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それで、何を言いたいかというと、、
コロナちゃんもあって通常通りの生産が難しくなった今
10周年を記念して考えていた予定を180度変更して
数ヶ月は初心に還って少量生産と1点もの(1点ものは完全に私だけの手で作るもの)で見せていきたいなということ

これはちょっとした実験で 
自分の考えを理解している心の距離が近いお針子さんと自分のみでやるスタイルに戻ってみて、
意識をして 自分の想いを伝えながら作ってもらったもののみにするとお客様にどんな反応の変化があるのかを見てみたいなと

なので、今抱えている仕事がひと段落したところで
色々作ってみようと企んでいる

もしあなたがその実験の最中に作った私の服を手にすることがあったら、
強い魔法をかけた服がもたらす効果をぜひ教えてほしい!












































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