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サブパーソナリティとセルフコーチング

こんにちは、こんばんは、おはようございます。Aiです。

今回は、タイトルについての私の考えを書いてみたいと思います。

前回のブログでは「退職物語」という事実をシェアしましたが、今回は少し方向性を変えて、私の思想のシェアです。
前回と同様に「ふーん」と思うかもしれませんが、今回は皆さんと一緒に考えられるテーマと思っています。気が向いたら是非コメントをいただけると嬉しいです!


突然ですが、
「自己紹介してください」
と言われたら、皆さんはどう答えますか?

名前や出身地、趣味などを挙げる感じでしょうか。
もちろん、自己紹介をする場面によって内容は変わると思いますが、今回私が焦点を当てたいのは、面接時の自己紹介です。

面接の場での自己紹介って、どうしても自分をよく見せようとして、ある程度“作られた”自己紹介になったりしませんか?
名前や職歴はもちろん99%正しい情報ですが、趣味や強み・弱みについては、その会社や面接官に合わせて「カスタマイズ」されることが多いのではないでしょうか。私はそうです。笑
例えば、強みとして語る内容はあくまで自分が有利に見えるものを選び、弱みについては「でもそれをこうやって改善しているんです!」と、強みにもなり得るような当たり障りのない弱みを伝えることが多いですよね。

退職後、なんだかんだで新しい職場で働くことになった私ですが、(この経緯は別途シェアさせていただきたい)その過程で、先日、面接を受ける機会がありました。
もちろん、自己紹介をスキップすることなく面接は始まりました。いわゆる「カスタマイズ」された、でもほとんど正しい自己紹介をベースに、過去の経験談や、どういった時にモチベーションが上がるかなどをそれなりに伝えていたんです。すると面接官から、思いがけない質問が飛んできました。

「そのお話を聞いていると、ひとりで黙々と作業することが好きなようですが、チャレンジ精神があるようなこともおっしゃっていて、どちらが本当ですか?」

その瞬間「あ、やべ、矛盾やな…」とドキッとしたのですが、すぐ冷静になりむしろ嬉しく感じました。「あ、ちゃんと話聞いてくれてる!」って。(そらそうかw
というのも、この質問は単なる当たり障りのない質問ではなく、私の話の本質を理解していただいた上での質問だと感じたからです。

「どちらも本当です。が、〜省略〜。正直、人間には沢山のサブパーソナリティがいると思っていて、私自身まだ本当の自分を見つけられておらず、自己分析の途中なのです。」

と回答したところ、会場で笑いが起きました。(面接で笑い取れてよかった〜、じゃないんよ)本音も本音よりの回答だったので笑いが起きたことはちょっと想定外でした。笑

この経験を通じて感じたのは、セルフコーチングの大切さです。
はいはい、また意識高い系。と思うかもしれないですが、待ってください!

皆さんも、自分の中には一人だけではなく、複数の「自分」が存在しているように感じることがありませんか??(多重人格とかそういう話とは異なります)
例えば私の場合だと、基本的には人見知りでシャイだけど、急に何かが覚醒して自信満々に行動したり、目立ちたがり屋になることがあったりなど、矛盾した性格が出てくるんです。私はこれを明るいコミュ障/人見知りと命名しています。

サブパーソナリティに気づいたのは、ここ最近のこと。いや、実際なんとなく分かっていたけど、言語化できはじめたのは本当にここ数年のことです。

一度サブパーソナリティを理解できたなら、自己紹介も面接もなんでもイージーモードになるかもですが、厄介なことに、性格や考え方は、その時々の環境や付き合う人によっても変わると思っていて、(友人から教えてもらったのですが、今のあなたの性格は、今付き合っている友達5人の平均だ、と。これ分かりやすいし、正にそうだなと思ったのでよく覚えている言葉です)
だからこそ、自分が今どういう性格で、何を求めているのかを理解するためには、定期的に内省する時間が必要だと思うんです。

自己紹介は、他人に自分を知ってもらうための大切な手段と思っています。
たかが自己紹介、されど自己紹介。
人付き合いを円滑に進めるためには、まず第一印象として自己紹介がとても大切で。けれどその前にまずは、自分が自分を知ることが大切なんだなと思っています。

ちなみに「ユミの細胞たち」というWeb漫画ご存知ですか?
あれが私は大好きで。素人の感想すぎて大変おこがましいですが、本当によく描けているんですよね・・・(上から目線すぎる感想でごめんなさい。)

簡単に概要を説明すると、人間の中にいる様々な細胞(はらぺこ細胞、真面目細胞、むっつり細胞など)が擬人化されていて、それぞれが体内で活動する姿が描かれているんです。例えば、昼食の時間になるとはらぺこ細胞が活発になるように、シーンごとに違った細胞が前面に出てくるだけでなく、その細胞が他の細胞より大きかったり、力強かったりして、人間の心理をうまく表現しています。絶対に共感できるキャラがいるところが面白いです。私にとってあの漫画は一種のセルフコーチングのようなものなので、定期的に読み返したい作品ですね。笑

話が逸れましたが、
自分の中の矛盾は決して間違いではなく当たり前のことなんだなと気付いてからなんとなく生きやすくなったな、と思っているので、皆さんにも「あ〜そうだったのか」とこのブログを通して何か気付きが少しでもあったら嬉しいです。

みなさんの中にいる細胞たちの矛盾、見つけてみませんか?


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