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コロナ後遺症 自宅治療 体験談

コロナ後遺症 自宅治療 体験談
〜普通を装う生活の中で本当はこんな状態でした~

《罹患時の状況》

ワクチン未接種状態でコロナ罹患
家計、家事を手伝ってくれる人がいない
同居家族:子供1人、子供も数日差で罹患
シングルマザー家庭で近隣に相談できる環境なし
病院に通院できる体調ではない
コロナ後遺症についての情報がまだない時期
罹患前からの持病あり

《経過》

体調不良1〜3日目
まず高熱、寒気、菌が体内を巡るようなゾワゾワ感、節々の痛み、のどの腫れ、咳、寒気、息苦しさ、朦朧状態で3日間全く動けなくなる

3日目
コロナ罹患を懸念し、2倍の解熱剤を飲んでなんとか身支度し、意を決して高熱で朦朧とする中、無理やりタクシーで駅前へ行くが、5軒の発熱外来病院に事前電話をしながらまわって、やっと受診
コロナ罹患診断
解熱剤が効いている2時間の間に
最低限の食器洗い、トイレ除菌、洗濯し、子供と隔離生活の準備

4日目
往診での注射を受けるが、何の薬かも不明の状態
子供が発熱、子供のコロナ罹患確認
スポーツドリンク、お粥などのネット購入するもダンボール開封するのがやっとの状態

1週間後
子供は3日で体調回復、咳が残り隔離期間のため、子供共々10日間外界と隔離
スポーツドリンクを大量摂取し、体内の循環を試みる

10日後
子供完全回復
私はほぼ寝たきりで朦朧とし、鼻血、血痰、ひどい咳、喘息、頭痛、熱、倦怠感、体内菌の違和感、何時か何曜日か寝ているか起きているかも分からない状況

2週間後
1日のうち2時間程度動けるようになる
食事、シャワー、食器洗い、洗濯、ダンボール開封などを休憩を挟みながら息を切らせて行う

1ヶ月後
徐々に4時間程度動けるようになり、調理、掃除などできる家事が少しづつ増える
通常食開始
自宅保管の喘息薬、咳止めを飲む
ひどい咳、くしゃみ、血痰、鼻血、強い倦怠感、微熱、胸の痛みは治らないまま。記憶力も低下

3ヶ月後
支援を求める先がわからず、情報もないまま焦りや自己葛藤から鬱状態になり、コロナ罹患によるものか鬱なのかわからず、ほとんど記憶がない。たぶんブレインフォグが最悪の時期

半年後
「コロナ後遺症」という症状があることを知る
SNSを参考に自己流治療を開始
ハナノアで鼻うがい
イソジンでうがい
のどぬーるで副鼻腔まで塗る
チョコラBBを飲む
自宅保管の抗生物質を飲む

休憩しながらの家事可能時間5時間程度
咳、喘息が治まる
血痰、鼻血、強い倦怠感、くしゃみは治らないまま

9ヶ月後
ブレインフォグ、筋力低下、抑うつ状態を自己認識
鼻うがい、うがい、チョコラBBの継続
家事可能時間6時間程度、連続作業時間が延びる、半日程度なら普通を装えるようになる

1年後
週1日程度の半日外出、別件の通院、各種手続き、1時間程度の電話通話が可能になるが、外出や自宅作業の翌日は全く動けず
コロナワクチンを2回接種後大きく改善
(計3回接種)
血痰、鼻血、くしゃみが治り、ブレインフォグ、強い倦怠感が改善

1年3ヶ月後〜1年半後の現在
倦怠感、筋力低下、抑うつ状態は残っているが日によってかなり改善
朝9時までの太陽光を室内で20分程度浴びるよう意識する
1日2回室内空気の入れ替え
まだ完治には至らないものの、体調を見ながら焦らず、ゆっくり家事や自己流治療中
貯金を崩しながら生計を維持

*特に効果があったもの
鼻うがい
ヨードチンキうがい
ワクチン接種
朝9時までの太陽光
1日2回室内空気の入れ替え
ビタミンB類の摂取

*助かったもの
食材、ビタミン剤などの宅配サービス
薬の個人輸入
SNSでの社会とのつながりや情報収集
友人や親戚からの食品の届け物

治療は病院に行けるのが一番ですし、誰かに相談できることが一番ですが、できない状況の方、自力で頑張っている方が希望を持てればと思い、私の体験談を書いてみました。

今のままということはあり得ません。必ず回復するので、波があっても焦らず、自分を責めず、理解を得られなくても気にする必要はありません。人に言わない言葉は自分に言わず、人を労るように自分を褒めてあげてください。

※なお、治療や効果には個人差がありますので、責任は負いかねます。
ここに書いた自己流治療法は、医療的根拠やデータは全くなく、禁忌とされている行為もあるので、お勧めしているわけではありません。自己責任でお願いいたします。

今はコロナ後遺症外来、厚生労働省の支援などもあります。詳しくない病院や使いづらい支援もありますが、まずは医療機関の資料、体調の記録を保管し、動けるようになってから相談してみてください。

当時は公的サービス、食品の支援、金銭的支援の情報取得や手続きが煩雑で、連携もされていなかったため、未だに私のように医療支援、保険や公的補助も世帯主本人が能動的に動けない状況では、支援を受けられない孤立した人や家庭があると思います。

アフターコロナで経済回復にシフトする中、コロナ後遺症で取り残さている人がいます。

頼る側は勇気と発信力が必要です。しかも回復しないと声を上げることもできません。
私の場合、コロナ罹患判明後、親族や友人に感染させてしまう恐怖から周りの協力や訪問を拒絶し、後遺症の時も心配をかけること、怠けていると偏見を持たれることを恐れて、普通を装い、状態の悪い自分を世間からひた隠しにしていました。
そして経済的にも医療的にも周囲に相談せず、勝手な方法を取りましたが、その時の私には、生きるために必要なことでした。
まさかこんな状態とは気付かず、関わった人の多くは信じられないと思います。

職場、家庭、医療機関や支援機関の拒絶に何度も合うと頼ることを諦めてしまいます。
このような悪循環をしないよう、支援する側もコロナ後遺症について理解をしてくださる方が増えることを願います。

高圧酸素療法やファイザーの飲み薬、慢性上咽頭炎治療、TMS治療、鍼灸治療などコロナ後遺症の治療法は、未だ確立されていません。
症状も様々なため、診断すら難しい状況です。

しかし、迷わず、焦らず、過ごしていれば、「ちょっと楽」と思える時間が増えていきます。必ず回復していくので、安心してください。

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