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【銘柄分析】三井住友フィナンシャルグループ(8316)はどこまで上がるのか

本日2024/7/4に、日経平均が史上最高値を更新したが、中でも銀行など金融株が好調である。

ここのところ毎日、三井住友フィナンシャルグループ(8316)で恐る恐る利益を出しているのだが、一体どこまで上がるのだろうか。

2009年以降の15年半のデータを元に、今後の見通しを分析してみる。自分のためにも振り返り、一度記録を残しておきたい。当然だが、三井住友フィナンシャルグループについて、買うことを推奨している訳ではない。投資は自己責任で。

ファンダメンタル(業績)

会社四季報の最新号、2024年3集によると、純利益は24年2集時点より15%ほど伸びる予想で、業績の見通しは明るい。背景にあるのは日銀の利上げ期待で、利上げになれば貸出金利が上がるのだから、当面この期待は続く公算が高い。

テクニカル全体

過去30日で見ると一時期調整していたが、ゴールデンクロスを形成後は出戻りで4日に年初来高値を更新している。毎日20日平均線の上で推移しており、かなり上昇トレンドが強い。

ボリンジャーバンド

+2σの辺りで上がり続けている。経験則的に、+2σの線に沿う時はしばらく上がり続ける事が多い。+2σから離れたら売り時。

25日平均乖離率…8.9%

+8.9%は上位17%の水準だが、異常に加熱しているとは言えない。+10%を超えたら、過去15年、3700超の営業日で上位3%の水準なので、かなりレアと言える。

200日平均乖離率…36.5%

上位4.4%の中に入るので、過熱しているとは言える。ただ日経平均が史上最高値だと思えば当然か。

RSI…89

上位5.8%と高い。90を超えると上位1%、15年でわずか37営業日しかないレベルなので、そろそろピークか。

VR…82

上位2.5%に相当。こちらもRSI同様、かなりピークが近い。90を超えたのは何と3734営業日で3回だけ!

ROC…12.5

上位5%に相当。やはりピークが近いか。

MACD…59.9

上位8.2%に相当。75を超えるのは相当珍しいから、レアと言えばレアな水準。

結論…明日5日は最高値更新?

全般的に見ると過熱はしているが、明らかに行き過ぎとは言えないレベル。トレンドは何かのきっかけがない限り続く事が多いので、急落は考えにくい。

となると明日5日は金曜日なので、最高値を更新後、利益確定の売りが出ると予想する。25日平均乖離率が10%を超えてくると、流石に少し調整が入る気がするが、果たして。

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