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300万人、がんばれ!

ここ最近、コムドットの動画を見ている。以前の私の認識は、時々世間を騒がせるYouTuberという程度で、若者たちにウケている集団なんだろうと横目で見る程度だった。

そもそもYouTubeという媒体が私にとってど真ん中にあったわけじゃないから(昭和世代でテレビ世代)、YouTubeそのものにどこか偏見があったのだと思う。新しい媒体をどこか疎ましく感じていたのは、自分がその新しさについていけない寂しさもあったように思う。老いていく寂しさ。しかしコロナ禍で時間が増え、さらに退職して時間が有り余った私にとって、YouTubeはすっかりありがたい道楽になった。最近はテレビよりもYouTubeの動画を見ることが多い。つまり、どハマりしている。

それでもコムドットというチームに対して、ほんの数ヶ月前まではいい印象を受けなかった。彼らの名前を見るのは騒動でニュースになった時くらいで「目立ちたいイキった若者がまた騒動を起こしてる」と、冷めた目で見ていた。リーダーのやまとくんの本が発売された当初、その本を本屋で見かけた時のことを覚えている。「遅ぇよ時代」と大きく書かれてある帯を見た時、シラーっとした目で見ていた自分がいた。勘違いしている子が書いた勢いだけの本なんだろうな、と思っていた。

そんな自分が数ヶ月後にその本を買い、感動することになるなんて、私は一切想像していなかった。

コムドットの動画をちゃんと見たのは、ちょうど1ヶ月前に公開されたドッキリの動画だったと思う。ちょっとドキュメンタリーを感じた。本気で向き合ってることが伝わってきた。

この動画を見てから、メンバーそれぞれの人となりにも興味が出て、ちょこちょこ気になる動画を見るようになった。人となりを知れば、ますます興味が湧く。彼らが単にイキっているだけの若者でないことが、私には感じられた。動画を見るたびにめちゃくちゃ笑ったし、感動もするし、教えられることも多々あった。

私の推しはゆうま君で、彼がアニメを見ながら号泣する姿はお腹が千切れるくらい笑った。その部分を切り取った動画があるので興味のあるかた、どうぞ。笑


コムドットの動画はかなり若者のノリが強いので、40過ぎの中年が見るにはちょっと頑張らないといけないところもあるけれど、それでも今の若い人たちの感性を知ることはすごく勉強になる。特にミッドライフクライシスに陥っていた低体温の自分にとって、まるで真逆にいるような燃え盛る彼らの熱量は、私を健康な体温に戻してくれた。特にやまとくんの本はしみじみ勉強になったし、私を前に進ませるきっかけにもなった。本の中に「誰も僕のことなんて見ていない」という項目があった。なるほどなと思った。注目されたとて、それはその一瞬であって、永遠に誰かがずっと自分を見ていることなんてないのだ。読んだときに、肩の荷が軽くなった気がした。

なぜコムドットに惹かれたのだろうか?
そう考えたときに、彼らの在り方だと思った。自分たちの夢や目標に向かって真摯に向き合っている姿は、私の心を打った。

若いから。
経験がないから。
だから説得力に欠ける。
浅い。

そんな言葉を使って、若い人がやっていることを揶揄することがある。それは自分より若い人が自分より秀でることを、年上としてどこか悔しく思うからかも知れない。だけど本気で自分の夢にコミットして進んでいく彼らの本気の姿からは、彼らの同年代であろう若者に限らず、私のような中年にも学ぶことがたくさんある。どこか生きることに対して擦れてスカしがちな私には、彼らはとても眩しく映る。でも思いっきり対極にいるからこそ、真ん中に連れて行ってくれる勢いがある。彼らにはそのパワーがある。

今日12月11日。彼らは登録者数300万人を達成する日と設定している。
今現在で295万人。あと5万人。是非とも達成できますように!