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ダイエット臭

運動をしないで
極端な食事制限だけのダイエットを
行っている方、要注意です。


これを続けているとダイエット臭が出ます。


このニオイには2段階あって
最初はほのかなアンモニア臭。


それが進行していくと段々
痛んだバナナのニオイになってきます。

運動を伴わない無茶なダイエットを
続けていると、痛んだバナナ臭くなるんです。

なぜこうなるのかというと、

人間は食事でエネルギーを補給し、
運動で酸素を取り込みます。


これらをカラダの炉で燃やす作業員を
アセチルCoAと言います。


運動と食事のバランスが良いと、
炉はよく燃えるんです。


これが健全な状態です。


しかし、食べもの酸素ともに
不足していると、炉は不完全燃焼になります。

その時にでる燃えカスが
乳酸という物質。

乳酸は汗と一緒に混ざる性質があるため
汗がアンモニア臭くなるのです。


これがダイエット臭の初期のニオイですね。

そして次に、

食事からの燃料がなくなると、
カラダに蓄えられていた
中性脂肪から脂肪酸を送ってもらって
燃やし始めようとします。


ところが、酸素も足りないので
うまく燃えません。

燃え残った脂肪酸が
どんどん残っていってしまいます。


すると、アセチルCoAはこれを
ケトン体という物質に変えて、
血液中に送り出してしまいます。

そして、全身を巡る血液が
このケトン体のニオイを発します。

これが、痛んだバナナのニオイの
正体なんです。


ダイエット臭が出るってことは
その時のダイエット法が間違っている、
という証です。


まずは、毎日の食事を見直し、
バランスを整えましょう。


面倒くさいようですが、
これが一番の早道です。



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