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おすすめの場所

とにかく小さいものが大好き。
ミニカーとか、電車のミニチュアとか、とにかく小さくて動くものが好き。

そんな私のおすすめの場所がある。

模型たち

ものすごいお金持ちが、ものすごくお金を使って集めた模型たち。そして、その方は、自分で本当に動く模型も作ってしまうという凄腕。

もうここにいたら、帰りたくなくなる。模型が模型でなくなる瞬間が見られる場所。だけど、ものすごく集中してみるから、すーごく疲れる場所でもある。

原信太郎(はら のぶたろう1919~2014)

この方が作ったり、集めたりした6,000車両にもなる鉄道模型と鉄道関係コレクションを見せてくれるところ。

その鉄道模型は、蒸気機関車から電気機関車へと進化していった時代の、日本・ヨーロッパ・アメリカなど世界中の鉄道車両を集めたものなの。

コレクションだけで、どれだけお金使ったの?てか、どうしてそんなにお金あったの? 

その集めたものをどこに収納していたの? 専用の倉庫でもないと収納でできないよね。

そのうえ、原さんは根っからの鉄道オタク、いや、こんな表現じゃ足りないね。

だって、小学生の時に自分で車両の模型も作り始めちゃったらしいし、模型を模型でなく、本物にするために架線から電気をとり、鉄のレールを作り、鉄の車輪で走行させて本当の電車の走行音を再現しちゃおう、までやってるの。

その辺のプラレールじゃないの。レールまで鉄で作っちゃうって何者よ。って感じ。

でね。この博物館に入るといろんな車両が壁にほんとにたくさん展示されているんだ。

「これは 信太郎が、祖母にねだって買ってもらった模型です。」みたいな、えっ、これ模型?つうかデカくね?みたいなものがあったり。

で、ものすごいでっかいジオラマがあります。(縮尺約1/32)


これがね。ホントにすごいの。鉄で作ったレールはちゃんとつなぎ目があって、その上を走る模型たちはガタンゴトン、ガタンゴトンから シャーって、あっという間に通り過ぎていくし、街並みも人もまさに生活している感満載だし、とにかく圧巻。

それにね。私はよくわからないけど、見えないところにもこだわってるらしくて「ギア、板バネ、ベアリング、揺れ枕、ブレーキ」とかもちゃんと再現してるんだって。

でね。そのジオラマで走っている模型はコレクションの中のホンの一部なんだけど、それを季節ごとにっていうか、イベントごとにちゃんとメンテしながら、走らせてるの。

ただの模型じゃなくて、息を吹きかけ、生きる命を与える。

なんか夢があってすごくない? 

とにかく、私の超おすすめの博物館です。

もし、横浜に行ってみよう!って思ったら、中華街や赤レンガ倉庫ももちろんいいんだけど、お時間とご興味があったら、この「原鉄道模型博物館」に足を運んでみてください。

新しい世界に出会えると思います。


原鉄道模型博物館 (hara-mrm.com)






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