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Remote Workを持続可能にするために大事なこと

この記事はなにか
私が働いているメルカリのエンジニアリング組織は、半分以上が海外籍メンバーで構成されていて、多様なバックグラウンドをもつメンバーと働く機会がとても多いです。
そのため、リモート環境下で、異なるバックグラウンドのメンバーと働き、成果を出していくために、どういう企業文化が大事なのか、どういう仕組を取り入れたら良いのかをよく考えています。

持続可能なリモートワークを可能にするTipsをとてもよくまとめている記事があったので、自分の理解を深めるためにも、内容を簡単にサマリします。

同じような悩みを抱えている方の参考になれば幸いです。

リモートワークを持続可能なものとするための4つのポイント

これまで、企業文化はオフィスの中で対面でのコミュニケーションをベースとした環境で働く中で自然と育まれ、構築されてきました。ビジョンとワークスペースを共有することで、お互いを理解し、親密な関係を築いていっていました。
でも、リモートワークというのは対面でのコミュニケーションに依存した関係づくりができません。ちょっと隣のメンバーに聞いてみる、ちょっとしたコーヒーブレイクで雑談するといった、ちょっとした会話を生むことが自然と発生しないのです。
異なるタイムゾーンや文化を持っているため、優先順位やルールが異なり、人間関係の構築にも大きく影響を及ぼします。
とは言え、リモートワークのベネフィットや素晴らしさは多くの人や会社が認識している通り。
リモートワーク特有の課題を認識したうえで、持続可能なリモートワーク文化の4つの要素を取り入れることで、どんなチームにとっても強固な基盤を築くことができます。

Benefit of the doubt (とりあえず信じる)

人間は自分の意思で自分を判断しますが、他人は行動でその人を判断します。
リモート環境の場合、行動が見えにくく、コンテキストがわかりにくいため、同僚の思考法や過程を間違った方向で思い込んでしまいがちです。
私達がだれもが持っている価値観の”Kindness (優しさ、おもいやり)”はリモート環境で同僚と働く上で、とても大事なものになります。どんな状況でもとりあえず相手を信じ、たとえ疑問の湧く言動をしていたとしても、決めつけて非難するのではなく、説明を求めます。
相手のために最善を尽くしたいと思っている前提で働けば、高い倫理観で用意にコミュニケーションをとることができるようになるのです。

Empowered humility (エンパワーメントと謙虚さの両立)

エンパワーメントと謙虚さは相反するものにみえますが、良いリモートワークの文化を築くためには、エンパワーメントと謙虚さの両立が鍵となります。
エンパワーメントされている人 (権限移譲され、自律的に働くことを促されている人)は、周りからサポートされていると分かっているので、自信をもって仕事に飛び込み、率先してリードすることができます。
一方で謙虚な人は、素晴らしい仕事をするためには、自分ひとりで抱え込むのではなく、同僚と共同作業をする段階で良いアイディアが生まれてくると認識しています。たとえ失敗したときも、全ての失敗の原因を自分だと責めることなく、仕組みや過程に原因があると目を向けることができるのです。
エンパワーメントと謙虚さを両立するというのは、率先して物事を導くときも、フィードバックを受けるときも、サポートされていると感じることができ、個人を非難するのではなく仕組みを解決するようにチームを促すことができます。

Asynchronous workflows (非同期ワーク)

様々な人がリモートで働く際には、異なるタイムゾーンで働くメンバーのコラボレーションが必要となってきます。
異なるタイムゾーン、文化にいるメンバーで成り立つリモートチームにとって、その場で話し合うなど同期コラボレーションを必要とするプロセスは仕事の停滞を招くことがあります。
時には、メンバーが同期して何かを実現しなければならないことがありますが、ほとんどの場合は非同期でできるものです。
非同期ワークとは、シンプルな概念です。
個々がもっているナレッジを活用するために、全てを文書化し、プロジェクトのオーナーシップが変わったとしてもすぐに引き継ぎができるようにします。
一般的に非同期ワークフローはエンジニアリングの手法と考えられていますが、マーケティング担当者から人事担当者まで、すべての人がワークロードを効率的に管理するのに役立っています。

Variety in connectivity (多様なつながり、同期タイミングをもつ)

リモートワークにおいても、多様な視点をもって働くことはとても重要です。
様々な国から異なるバックグラウンドをもつメンバーで構成されるグローバルチームは、共通の価値観、ビジョンをもって働いていますが、ただ一緒に働くだけではなく、仲良くなりたいとも思っています。
たとえ物理的に離れた場所にいるチームであっても、全員が受け入れられているということを感じることができればコミュニケーションはもっとスムーズになります。
SlackやZoomなどのコミュニケーションツールは、日々のコミュニケーションを簡単にすることに役立ちますが、本当の意味での団結には、積極的な取り組みや努力が必要です。
例えばチーム内でのChatの時間や情報共有や質問に答える時間を意図的に設けることは、社員の心理的安全性をリモート環境下で築くことにとても役立ちます。
最高のリモートワークの組織は、関係者全員の意図的な努力から生まれる文化であることを認識し、リーダーや社員が簡単に参加できるような仕組みづくりが大切です。

感想

このTipsにあるように、同期、非同期コミュニケーションの導入はリモートワークの鍵となってくると思っています。
最近は、エンジニアリング組織でもオンボーディングを始めとした「よく使われるドキュメント」を中心に文書化に力をいれています。

また、Googleや、Twitter,、Spotifyなど有名IT企業でも積極的にドキュメンテーション文化の構築をしています。

会社の規模感やもともとの文化にもよると思うので、より会社にマッチしたドキュメンテーション文化を作れるようにしていきたいです。

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