筋肉は緩めれば良いというものではない?
整体やマッサージ、エステなどに行って、その時はコリが取れたけれどすぐに戻ってしまった、あるいは帰り道で逆に体が重くなった、力が入らない感じがする、といった経験はないでしょうか。
前者は、
・原因が他にある
・アプローチの反作用で体が逆に固くなった
などが原因の可能性があります。
後ろの2つは見過ごされがちですが、
筋肉を緩めることによって、
・神経系も緩んでしまった(神経系伝達が悪くなった)
・関節のはまりが悪くなった(関節周りの筋肉のバランスが崩れた)
などの可能性があります。
コリが緩むのは気持ち良いし、リラックスできるのですが、
筋肉を動かす「神経系」にスイッチを入れて(活性化させて)セッションを終了することが大事です。
セッション後に動いてもらってクライアントさんに様子を聞く、様子を観察することでも良いですが、そういう場合でも動きづらい、関節が痛いなどのフィードバックがあった時のために、
神経系へスイッチを入れる方法を1つでも知っておくと良いです。
私の場合は、足裏を足首、膝、股関節、お腹、背中、肩甲骨…と色々なところから軽く押してもらいます。
こうすると、神経系にスイッチが入って、神経伝達がスムーズにできるようになります。
結果、軽く動けるようになります。
最近私が主催する感覚コーディネーターの講座で、踵にアプローチしてスイッチを入れる方法を披露してくれた受講生がいて、それも良い方法でした。
こちらはまた別の機会に紹介します。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?