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【簡単セルフ筋膜ケア】足指のケア

足指をケアしていますか?

外反母趾や内反小指のようにわかりやすい変形はなくても、よく見ると、ある指が曲がっていたり、ねじれていたり、皮膚が硬かったり、動かしづらかったり、感覚が鈍かったり、しないでしょうか。

物を持ったりつかんだり触ったりする手指と違って、普段足指を積極的に使う意識はないかもしれません。

でも、足は体の土台なので、足が歪んでいると脚、骨盤、背骨・・・と上に積み重なっている体のどこかで足の歪み分を補正しています。補正というと良い言葉に聞こえますが、要は辻褄合わせのために調整、無理をしているということ。小さな歪みでも上に行けば行くほど大きな歪みになり、その分調整していることになります。

また、足指の筋肉はふくらはぎの奥のインナーマッスルなので、足指が使えないとアウターマッスルで頑張るカラダになってしまいます。アナトミートレインという筋筋膜のつながりの中でディープフロントラインと呼ばれるコアのつながりの起点となります。足指からふくらはぎの奥(長母趾屈筋、長趾屈筋、後脛骨筋)〜内転筋群〜腸腰筋〜横隔膜〜肋間筋、前縦靭帯〜舌骨筋とつながるということです。

足、足指のケアがとても大事ということがおわかりいただけたでしょうか。

それでは、足指の簡単セルフ筋膜ケアを紹介します。

まずは、足指を2本ずつ曲げたり、反らしたり、開いたりしてみましょう。足指のケアというとよく出てきますね。
簡単セルフ筋膜ケアでは足指の付け根がなんとなく引っ張られる状態(制限)からさらに少しだけ別方向に動かします。同じ方向に動かすと引っ張られ感が強くなってしまうので、ちょっとだけ方向をずらすのがポイントです。親指と人差し指、人差し指と中指・・・と順に行っていきます。

足指さき2

次に、親指を手指でつかんで皮膚を指の方向や回転方向に優しく動かします。動かない方向には無理して動かさず、動きやすい方向に動かせば良いです。関節周りも丁寧に動かします。

足指皮膚ずらし

足指皮膚ずらし2

一通り皮膚を動かしたら、次は手指で軽くつかんだまま足指の方を動かします。つかんでいない時よりもちょっと動かしづらくなっているくらいです。皮膚を手指で動かすのと反対に、中が動いている状態です。
つかむ場所を何箇所か変えながら行ってみましょう。これを他の指にも行っていきます。

足指動かし

このケアを行った後は足指が動かしやすくなっているはずです。体幹も少し安定するかもしれません。

欲張らず優しく行うのがポイントです。

以下は今回紹介した内容の動画です。







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