怪談白物語という面白いTRPG
怪談白物語という面白いTRPGがあったという。これは偶然、TLを見て知ったのだけど。このゲームは、百物語を主人公たちはやっていて、ちょうど99話目が終わり、100話目が始まろうとしているが、すでに、怪異のような現象が起きて始めているので、100話目を聞き手が茶化して、怖い話ではなくするというゲーム。具体的なルールとしては、一つの話の中に10個のキーワードがあるので、そのキーワードを探し出して、そのキーワードを改変するというゲーム。例えば、猿夢という怪談なら、話の途中で「猿」というキーワードがあるから、そのワードを犬なりなんなり、変えていくというゲーム。このワードを変えていくためには、そのワードに対して、「あれっ?それ、猿じゃなくて馬じゃね?」みたいなことを言った後にさいころを振ります。実は、このゲームが始まる最初の段階で、さいころの目(以下では簡単のために1とします)と、ゲームにおける役職と好きなファンタの味を決めています。で、そのさいころの目以外、この場合は1以外の目を出すことができれば、ワードを変更することができます。ここで、1を出してしまった場合は最初の役職決めの際に、決められた恐怖耐久度が1減少します。この耐久度が0になると脱落します。また、役職には、無職、霊媒師、脚本家等があり、脚本家だと、さいころの判定に失敗しても、強引にワードを変えることができるというスキルがあります。霊媒師だと、失敗した際のダメージを肩代わりするというスキルがあります。なお、無職については、耐久度が高い代わりに、いじられキャラになるというスキルがあります。このゲームでの、聞き手の勝利条件は、10個のワードを全て改変する事、10個に満たなかった場合は、話が怖かったかどうかで決まり、怖くなければ引き分け(但し一部勝利条件としているところもあるもよう)になり、怖ければ、利き手側の敗北になるという。感じです。例えば、こんな動画があり、なんとなく雰囲気がどんなものかはわかるのではないかと思われます。
このゲームが面白いのは、本来なら怖い話が、ワードを改変していくうちに、笑える話に変わっていくという。特に、ある意味狂気的な話になったり、ただの爆笑話だったりと、なかなか興味深い話ゲームかなと思う。まあ、好悪が人それぞれになりそうですが、なかなか面白いので、一度、やってみるといいかなと思います。
ちなみに、ルールブックはこちらから。
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