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【CL千葉】アイルのポケカ大型大会初参加感想文

こんにちは、アイルと申します。
こうして文章を書くのは初めてでお見苦しい点もあるかとは思いますがご了承ください...
今回は、2019年2月17日に幕張で行なわれたポケモンカードゲームチャンピオンズリーグ千葉にスタンダードレギュレーションの参加権を得て遊びに行けたので大した戦績は残せていませんが、初めての大型大会参加ということで感想兼自分の振り返り用としてこうしてまとめてみようと思います。
長文ですが最後まで読んでいただけたら幸いです。

目次
1.自己紹介
2.デッキ紹介
3.試合結果
4.物販、サブイベント
5.感想

1.自己紹介

まずは簡単に自己紹介させていただきます。
もともとは某デュエルモンスターズのカードゲームメインで遊んでいた実績0の新米ポケモンカードプレイヤーです。
ポケカを始める前からカードだけはSM1弾あたりからパックを少しづつ買って集めていましたが、裂空のカリスマ以降から本格的にデッキを組んで遊び始めました。
一応、幼少の頃にも遊んでいた記憶はあります。(ホロン、DP期あたり)


2.デッキ紹介

今回、僕がCLで使ったデッキはタイトルにもある通りウルトラネクロズマ、通称ウルネクです。

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今回使用したデッキレシピはご覧の通りです。僕がウルネクをCLに持ち込もうと思った一番の理由は自分が持っているデッキの中で一番練度が高く、愛用しているデッキだからです。他にもHPの高いタッグチームとも戦えるレックウザクワガノンや、最近流行りのピカチュウ&ゼクロムも候補として考えましたが、自分の好きなデッキを使いたいということでウルネクにしました。昨今のウルネクのデッキレシピはデッキの8~9割近くが同じカードで違いは数枚といった状況ですのでウルネクのデッキの詳しい解説やカードの採用理由はここでは割愛します。知りたい方は実績を残された強者さんの記事などを参考にしてください。今回このようなデッキレシピにしたのはポケモンカードは様々なデッキが見られ、デッキを安定して回せるようにしたいと考え、最終的にこのような構築に落ち着きました。また、このデッキ構築に至ったのは今までウルネクを使ってきての経験と個人練習によるもので直前の対人練習時間は少なかったというのをご理解いただきたいです。
せめてもの参考程度に、今回デッキには採用はしませんでしたが候補にあったカードの解説だけしたいと思います。

カプ・コケコ(かいてんひこう)
後述しますが、今回採用しなかったのをひどく後悔しています。主な役割は特にミラー戦で複数いるベンチポケモンへダメカンをばら撒くことで終盤のウルネクのめつぼうのひかりGXでサイドを一気に取ることにあります。僕はベンチへのダメカンのばら撒きをメインアタッカーにもなるギラティナで済まそうと考えていましたが、今回の試合を通して特にミラーでのかいてんひこうの重要性に気づかされました。ミラーを意識したいなら絶対に採用すべきカードです。

アローラニャース・アローラペルシアン
このカードもミラー対策がメインの役割です。ウルネクは後攻1ターン目はほぼ攻撃技が打てません。しかし、アローラニャースを採用することでジラーチやマーイーカを後攻1ターン目から倒せ、サイドレースで優位に立てます。アローラペルシアンを採用することで2ターン目以降のニャースにも役割を持たせ、グズマで相手のカラマネロを倒すことができます。

ゲンガー&ミミッキュGX
ミラーやウルネクが苦手とするクワガノンGXデッキや進化ポケモンを主体とするようなデッキに対してホラーハウスGXを使うことでテンポをずらせて優位に立てます。タッグチームGXのためサイド3枚取られてしまうことだけが難点です。

ネクロズマあかつきのつばさGX
超タイプアタッカーとしてはギラティナと被ってしまいますがGX技によって相手のテンポをずらせるのは強力です。また、マーシャドーGXにイクリプスムーンをコピーさせることで次ターンに倒される可能性がほぼ無くなるのも魅力的です。

アブソル
ミラー含め、ジラーチを使用するデッキに対して優位に立てます。ベンチ枠が少なくなってしまうのが難点です。

あなぬけのひも
入れ替え手段のかさ増しですが、相手のテンポを崩せたり、相手ベンチに置物が多い場合には有効です。

ウルトラフォレストのかみつかい
フェアリーチャームUBやネイチャーパワージュカインといったウルネクの攻撃が通らない場合や、フルメタルフォールといった相手のダメージ軽減状態に対して有効です。UB対策に関してはギラティナの攻撃があるため採用しなくても対策は可能です。

ビーストエネルギー◇
ダメージ+30はやはり強力です。ルガルガンゾロアークやアローラキュウコンを超エネルギー2つで倒せ、こだわりハチマキがあればピカチュウ&ゼクロムGX、ゲンガー&ミミッキュGXといったHP240のタッグチームも超エネルギー2つで倒せます。


3.試合結果

1戦目 ウルネク 後攻 4-6 ×

僕は今回の大会で、この試合が最も印象に残っています。このミラー戦のおかげで今回の自分のデッキ構築が未熟だったことに気づかされたからです。
お相手はテテフスタートで自分はジラーチスタート、こちらは後攻でしたが、お相手は手札があまりよろしくなかったのか序盤はあまりベンチが展開できず、こちらは順調にマーイーカを育ててベンチラインは確保していきました。
サイドは自分が2枚差で先行したまま試合が終盤にさしかかった時、自分の盤面が非常に悪いということに気づかされました。中盤、お相手はかいてんひこう、グズマで前のギラティナを避けてサイドを取っていく展開で確実にこちらのカラマネロにダメカンを置き、一方でこちらのギラティナはトラッシュに置かれる状態がほぼ無くダメカンを相手ベンチに置けないままサイド2-4でこちらがターンを迎え、お相手がHPが110以上の非GXをベンチに置けなければ勝てる状況だったのですが上手くいかず、お相手のめつぼうのひかりGXにベンチ4体倒されて敗れました。
プレイング次第ではカバーできたかもしれませんが、デッキ構築の段階での対ミラーのプランの甘さ、かいてんひこうの軽視が一番の敗因だったと痛感させられました。

2戦目 ウルネク 先攻 3-6 ×

この試合も1戦目と同じくかいてんひこうの有無が試合展開においてかなり重要だと感じさせられました。
お相手のデッキにはかいてんひこうが採用されており、サイド残り3-3でこちらのターンを迎えた状態のとき、サイドを3枚取るための相手ベンチへの60ダメージ圏内のダメカンはわずかに足りず、アセロラに触れれば勝てましたが上手くいかず、返しターンのめつぼうのひかりに敗れました。

3戦目 不戦勝 〇

ここで負けたら3敗で自動ドロップとなるため何としても負けられないと意気込んでいましたが、まさかの対戦相手が来なく、そのまま勝てて0-3は一応回避しました。

4戦目 ジラーチサンダー 後攻 6-3 〇

ここでやっとミラー以外のデッキと当たれました。この試合は座っていた卓が外へ出るための扉に近く、外からの冷風に震えながらゲームをしていました。
試合内容としては序盤から常に有利に立ち回れ、難なく勝てたといった感じでした。

5戦目 ピカチュウ&ゼクロムGX 先攻 3-6 ×

この試合は初手にドロサポ無し、初手ポケ1体だけで他に種ポケに触れるグッズ無し、と非常に悪く、開始前から完全に負けたと思っていました。
トップドローハイパーボールのおかげでジラーチに触れ、何とか最低限な展開はできましたが、お相手は後攻1ターン目フルドライブ展開で辛い展開でした。その後は何とか上手くタ―ンを凌げてギラティナコピーのマーシャドーGXでピカゼクを倒せ、3-4。返しのタッグボルトGXでマーシャドーGXとカラマネロは倒されましたが、こちらのバトル場はジラーチ、ベンチにカラマネロ1体でまだ勝機はありました。手札にこだわりハチマキ、デッキにレスキュータンカがあったのでマーシャドーGXにハチマキを付けてトラッシュのウルネクのフォトンゲイザーをコピー出来れば260ダメージでピカゼクを倒して勝つことができます。しかし、トラッシュにウルネクが無く、鋼エネも手札に無かったためトキワの森かエネルギー素引き、と要求値は高めでした。デッキ残り枚数は少なく決して不可能では無いと思い、ジラーチのねがいぼしでタンカを握れたのでそのままトラッシュのマーシャドーGXを拾ってハチマキを、カラマネロで超エネルギーを付け、ポケモンいれかえでマーシャドーGXをバトル場へ出しシロナを使いました。ここで鋼エネルギーとウルネクをトラッシュへ落とせれば勝ちです。しかし、引けたのは鋼エネルギーのみで僅かな望みを賭けてマーイーカのさいみんじゅつをマーシャドーGXで宣言しました。ポケモンチェックでのコインはなんと裏でまだ希望はありました。お相手も今の手札では勝ち筋が無かったようでグズマで後ろのカラマネロを引きずり出し、やぶれかぶれマーシャドーを前に出してきました。この時点で相手の手札にマーシャドーを逃がす手段が無いことを確信しましたが、デデンネGXの特性デデチェンジで手札を補充してエネルギーを引かれ、そのままゲームエンド。
惜しくも負けてしまいここでドロップとなってしまいましたが、あの初手の悪さから最終的には勝ち筋が見える試合ができたので個人的には負けたけどとてもいい試合だったと思っています。

戦績は2-3(実質1-3ともいえる)と大したことない結果でしたが、当たった対戦相手の方々みんな、紳士的だったり気さくな雰囲気な方々で楽しんで試合ができたのはいい思い出になりました。
次に大型大会に参加する際は勝ち越して予選完走できるように精進します。


4.物販、サブイベント

物販編
僕は、今回のCL千葉参加の他の目当てがいくつかありました。(数字を挙げると3つ)その1つが会場限定物販のサプライです。レックウザとジラーチは僕がとても好きなポケオンたちでイラストも綺麗で販売が発表されたときは参加権無くても物販目当てで行こうと考えたくらいです。海外では先に同じデザインのプレイマットが配布されていても金銭的な理由で諦めていたのですが、こうして日本でもほぼ同デザインで販売してくれたのはありがたかったです。
当日は友人と6時くらいに会場に到着して並んでいましたが、すでに前に200人以上並んでいて果たして無事に買えて、かつ開会式までに着席できるか心配になりました。7時半に開場して大会参加者と物販購入者を交互に入場させる形で会場入りを進行していました。8時の時点で僕はまだ会場に入れてなく、若干焦りつつ待機し、10分頃やっと会場入りできたのですがその後の物販列はほとんど並んでなく、スムーズに購入でき開会式には余裕で間に合いました。何はともあれ目当ての一つを達成し、試合前から謎の達成感がありました(笑)。

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ジラーチは今後使いたいので開封しました。めっちゃ可愛いです。


サブイベント編
今回のCL千葉で最も話題になったともいえるのがこのサブイベントです。
開催前にイベントに参加してポイントで交換できるプロモアイテムとして、シングルカードの値段も高く人気が非常に高いジラーチとニンフィアのプロモカードが新たに追加されました。この情報で試合に参加できなくともサブイベント目当てに来るという人が非常に増えたと思います。僕はジラーチは欲しかったのですが、試合を頑張りたかったので負けたら参加しようと軽く考えていました。
大会に参加していたため詳しい状況を掴めていなかったのですが、サブイベント参加に必要なプレイチケットを購入するために販売時間前から待機している人が多かったらしく、予定より時間を早めて販売開始するアナウンスがありました。その瞬間、一斉に会場内の人が販売場所へ向かい、まさに動物の群れの大移動のようでした(笑)。その後も待機列が崩れたり買うまでに2時間以上待たされたりとサブイベント開始前から地獄だったようです...
その後も地獄は続きました。スタンダード5回戦が始まる前、プレイチケット付きパックの完売のアナウンスがあり、この時点で購入列に並んでいない人は確実にサブイベントに参加できないことが確定しました。
その後、僕は3敗で試合から自動ドロップしたため、外野から様子を眺めていましたが、アナウンスがあったことを知らなかったのか、運営側が購入できない可能性がある旨を待機列に伝えなかったのかは分かりませんが、チケットが完売した途端に待機列は崩れ、運営側が謝罪するという事態になっていました。個人的にはタイミングが良く長時間待機してサブイベントに参加できないという最悪の事態を避けられたのは運が良かったですが、並んでいた当事者からしたら長い時間待たされて最悪のイベントだったと思います。
しかし、サブイベントにはプレイチケットが必要無いものもありました。それが今回の千葉参加の他の目当ての1つのイラストレーターサイン会です。このサブイベントは抽選制で当選すればポケモンカードのイラストレーターさんからサインを頂けるというものです。今回イラストレーターさんが2人来ており、その1人がDP時代のカードのイラストを今でも覚えている程好きな斉藤コーキ先生(カードにはKouki Saitou名義で書いてあります)が来られるという事でぜひ参加したいと思っていました。斉藤コーキ先生は最近のカードだとカプ・コケコ◇やCLプロモのメルタンなどを描かれています。僕は2回目のサイン会に参加して約4倍の倍率を抜けて当選できました。実際に斉藤先生にお会いでき、握手もさせていただき非常にいい思い出になりました。

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イタリア版エルフーンにイーブイのイラストを添えてサインを頂きました。


5.感想

長文になってしまいましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。この感想文がもし、読んでくださった方に得るものがあったなら幸いです。この文を読んで思ったことや質問があれば気軽にどうぞ。

ここからはCL千葉に参加してのまとめの感想です。

今回、初めて公認の大型大会に参加してみて得るものは非常に大きかったです。
どの方もデッキやプレイングがとても練られていて僕自身まだまだ練習不足で未熟だと痛感させられました。
改めてポケモンカードの奥深さ、そして楽しさを感じられるいい機会に巡り会えて今後もポケモンカードを続けていきたいと思いました。
また、個人的な感想にはなってしまうのですが、有名ポケモン実況者さんや某有名Youtuberさんを生で拝見できたり、幕張メッセというとある作品によく出てくる場所へ初めて行けたのは最高でした(笑)
今後のCL京都、そしてPJCSといった大型大会にも参加して世界を目指していきたいと思います。


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