月も太陽も

星々の瞬きを映して
ぷかぷか ぷかぷか 浮いた

そんな静かな夜も瞼を閉じた
役割のない世界

儚い星屑はやがて
大きな太陽に変わり

優しい手に揺さぶられて
ゆっくり瞼を開ける

名もなき時代も
それは巡り廻る

月の声も太陽の手も
今は聞こえないし感じない

それでも淡い幸せを保ちながら
言の葉を紡ぐ

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