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【夢×夜:28】さつじんのけいかく

こんな夢を見た。
夢の中で20代に戻っていた。仲のいい同僚達と5人で殺人計画を練る。
ターゲットは我々の上司の50代の男性。
とにかく5人で共謀しないとやってられない程に問題のある男だった。

とはいえ勢いに任せただけでは逮捕されるに決まっているので、男のスマホでさも生きているかのように偽造しよう、など慎重に計画を練る。

そしてその時は来た。
予定通りの時間、予定通りの場所、予定通りの方法で、男を帰らぬ人にさせた。
さあ、後はバレないように細工して逃亡しなければ。

「これでもう悩まされる事はない……!」
とガッツポーズをする同僚や、嬉し泣きをする同僚
「コウノさん、成功したね」
「……そうだね」
と場の空気に合わせた返答をしながらも、すぐにバレる気配を感じた。ああそうだ、もっと○○を○○しておく準備が必要だったんじゃないか?

殺人犯としてバレる事よりも、逮捕される事に、この時の私は密かに恐れていた。

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